[おすすめ漫画] ロボットを奥さんにした結果・・妻感3つのおすすめポイント「杉浦次郎 / 僕の妻は感情がない」作品紹介と感想

作品・作者に関して

タイトル:僕の妻は感情がない

掲載雑誌:コミックフラッパー (2019- )

作者:杉浦次郎

 

あらすじ

「感情がない」ロボットとすごす、
ココロときめく同居物語がスタート!

いつまでもずっと、ふたりを応援したくなるような、
社畜リーマンと家事ロボットのつつましやかな結婚物語。

杉浦先生はもともと成人向け作品を

中心に描いている方で、本作は

それらとは少し趣向の異なる

近未来的な日常の物語です。

 

おすすめポイント

・主人公とミーナちゃん
・世界観
・本当に感情がない?

主人公とミーナちゃん

この作品で中心になるのは、

主人公タクマと、彼が購入した

家事ロボットのミーナちゃん

です。

 

というかほとんどこの2人です。

ロボット故に感情のないミーナを

奥さんと見なして夫婦をスタート

させる、一風変わった組み合わせの

新婚生活の日常を描いた作品です。

 

 

世界観

この作品の舞台は近未来?の

ようで、ロボットを所持している

のは、当たり前ではないにせよ、

決して珍しくない時代です。

 

そしてロボットがドラえもんの

ように豊かな感情を持つほどの

未来でも無く、一応ロボットを

人間のように扱うことに関して

寛容な、そんな世界観です。

 

更に妹の存在が、この作品世界に

おいて主人公をロボットと結婚

とかしちゃう気持ち悪い人間には

しない役割を果たしていますし、

ギャグとして存在感を

遺憾なく発揮しています。

 

本当に感情がない?

この作品のいちばん面白い部分は、

基本的に機械的に答え、判断する

ミーナが、時々感情がこもった

ような行動や言動をするところです。

その姿が非常に可愛らしく、そして

愛おしくも感じます。

 

 

1巻感想・まとめ

上でも書きましたが、この作品、

ミーナの挙動が1番の注目点で、

感情が入ってるか入ってないかの

絶妙な仕草や行動に惹きつけられ

ます。これが、あからさまに

怒ったり悲しんだり嬉しがったり

したら面白くないんですけど、

それが出るタイミングや程度が

絶妙なんです。

 

それらが積み重なっていくことで、

まだ1巻だけなのに、最初の印象と

最後の印象がかなり変わって、

タクマと同じにミーナを尊い存在に

感じられるようになっていきます。

 

個人的には、電子レンジに大勝利

した時のどや角度が最高でした。

 

2人の奇妙で可愛い結婚生活、

今後も見守りたい作品です。

 

「感情がない」ロボットとすごす、ココロときめく同居物語がスタート!いつまでもずっと、ふたりを応援したくなるような、社畜リーマンと家事ロボットのつつましやかな結婚物語。

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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