[ネタバレあり] ガッツリホームズ回!今回でこの漫画の可能性の高さを感じた理由「憂国のモリアーティ 11巻」感想

四つの署名

今回は最初から最後までガッツリ

名探偵ホームズエピソードでした。

そして事件はコナン・ドイルが

実際に描いた小説「四つの署名」

の事件です。

 

 

さすが本家の2作目だけあって

展開が推理小説の王道中の王道、

謎に関しての依頼→現場へ→

事件に遭遇→推理→解決

という、これぞ探偵モノという

進行でワクワクします。

モリアーティーのダークヒーロー

ストーリーが続いていたので、

久々の王道推理も良いですね。

 

言うてもホームズの敵役なわけ

ですから、長編4作はもちろん、

有名どころのホームズ事件は、

モリアーティ教授が絡んでなく

てもひととおりやっていく事に

なるのでしょうか。

そうなると、結構な巻数になる

気がしますが、それはそれで

楽しみになってきます。

 

アニメが放映されたら、軍団は

ほぼ全員人気に火が点くと思う

ので、オリジナルエピソードで

映画化とかしたら面白いです。

ホームズが把握してない事件

は山程あるようですし、余裕で

派手なアクションも出来る

メンツですしキャラが立ってる

から誰メインにしても1つの

長編作品作れそうです。

 

 

暗躍王

ここでまさかのミルヴァートンの

再登場です。

メアリー絡みは原作とはところ

どころ違う点があるので、彼女の

ドラマを原作よりも厚くしていく

感じなのかと思いましたが、

彼女を通してモリアーティ並に

暗躍大好きっ子の彼との戦いを

本格化させていく狙いがあるっぽい

ですね。

そもそも本作で初めてメアリーに

プロポーズするはずのワトソン君が

すでに結婚することになってますし

すでに原作で1番ドラマチックな

部分を省略していく流れだったんだ

なと思いました。

 

次巻ではミルヴァートンとの戦いが

本格化していく流れになるでしょうか。

今のとこモリアーティ達が入り込む

余地が無いので、どこでミルヴァートン

退治に絡んでくるのか楽しみです。

 

 

その他

空きページでモリアーティ軍団が

コメンタリーみたいなことして

ましたが、こういう小ネタでも

キャラ付けがしっかりしてると

面白いですね。中でも個人的には

アルバートのTHE真面目キャラが

好きです。

この濃い軍団だと逆に映えます。

 

時は19世紀末、大英帝国最盛期のロンドン──。この国に根付く階級制度に辟易するモリアーティ伯爵家長子・アルバート。孤児院から引き取ったある兄弟との出会いによって、世界を浄化するための壮大な計画が動き出す。名探偵シャーロック・ホームズの宿敵、モリアーティ教授の語られざる物語の幕が開く──!!

 

 

←巻感想へ 巻感想へ→

 

おすすめサスペンス漫画一覧

コメント

ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

りかるどをフォローする