[おすすめ漫画] マスターキートン好きならハマる地政学漫画「田素弘 / 紛争でしたら八田まで」私が薦める3つのポイントと感想

作品・作者に関して

タイトル:紛争でしたら八田まで

掲載雑誌:モーニング

作者:田素弘

あらすじ

イギリスに本社がある企業に地政学リスクコンサルタントとして勤める八田百合。彼女の仕事は、地政学に基づいた知性と、ちょっとの荒技で世界中の事件を解決すること。そんな彼女に依頼を出してきたのは、ミャンマーにある日本の企業だった…。

田先生は、30代後半まで様々な職種を

経験され、脱サラ漫画の世界へ。

本作は43歳での連載デビュー作です。

 

おすすめポイント

・地政学リスクコンサルタント
・国・地域ならではのトラブル
・八田の野望

地政学リスクコンサルタント

この作品のメインは地政学リスクです。

世界中の各地域、そこにしか存在しない

風習や民族問題を地政学リスクと呼び、

理解した上で起きたトラブルの解決をして

まわるのが本作の主人公八田さんです。

 

国・地域ならではのトラブル

 

そして本作で発生するトラブルは、

すべて現実に存在する民族問題や

地域問題なので、単純に勉強になるし、

それぞれの解決方法が非常に面白いです。

 

八田の野望

そんな八田さんですが、かなり癖のある

人間なのに、組織からのコンサルタント

としての信頼は厚いようで、彼女も普通

必要なさそうな能力も身につけていたり

非常に有能です。

 

それらを身に付けて仕事をこなし続けてる

のは、どうやら彼女の野望に理由がある

ようです。

本作は基本1エピソード完結型のシナリオ

ですが、今後その内容が明らかになっていく

という通しのテーマもあるので、八田さんを

中心にしても面白いストーリーです。

 

 

1巻感想・まとめ

各所の感想にもありますが、本作を

読むと思い出す名作があります。

マスターキートンです。

主人公の立場はだいぶ違いますが、

依頼を受けて各地で起きてるトラブルを

時には実力行使もしながら解決していく

スタイルはとても似ているし、面白さの

期待値もそれに匹敵します。

1巻では2地域の紛争に取り掛かって

いますが、2巻以降もどんな問題が出て

くるのか楽しみです。

 

イギリスに本社がある企業に地政学リスクコンサルタントとして勤める八田百合。彼女の仕事は、地政学に基づいた知性と、ちょっとの荒技で世界中の事件を解決すること。そんな彼女に依頼を出してきたのは、ミャンマーにある日本の企業だった…。

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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