[ネタバレあり] とうとう明かされた福田の過去「アオアシ 31巻」感想

久々のエスペリオン日常パート

前巻で優勝を掴んだユースの祝勝会から始まり、

プレーよりも学校や日常が中心でした。

馬場が泣き上戸(飲んでるわけではない)だったり、

チームメイトが彼女持ちだらけだったり

大友が拗らせすぎてギャグの範疇超えるくらい

めんどくさすぎるモンスターだったり、

サッカーシーンでは推し量れない面が

多く見られる巻となりました。

 

大友の暴走は橘姉の気まぐれ?によって止まる

のか、いろいろあってまためんどくさくなるのか、

今のところは予想できません。

 

それから冨樫のおせっかい焼きっぷりは凄いですね。

いくら屋上で会話を聞いてしまったとはいえ、

杏里に励ましもしつつあんなプレゼントまで。

ガサツに見えて青井の40倍くらい機微に気づくし

なにかしないでいられない性分なのが良いですね。

この2人もっと早く接近していくと思いましたが、

意外とまだまだかかりそうですけど、それでも

少しずつ変化は起きていて見逃せません。

 

厳密にはガッツリ関係してますが、こういう

主人公の関わってないとこで色んな関係性が

変化していくと無限に展開が広がっていくので、

もう青井だけを追っていたのでは満足出来ない

作品になってますね。

他のキャラクターたちの未来が常に気になり

ます。

 

 

その中で、青井が花の留学を遂に知るという

展開によって、福田の過去が明らかになる

流れになりました。

何故かずっと目だけ隠れてた選手・福田の

正体が明らかになります。

 

 

選手・福田の過去

福田の過去は、基本的な始まりは

サッカー漫画における日本選手の欧州進出の

テンプレ的に、アジア人蔑視からですが、

ほとんどの作品は、ゴール決めて黙らせる

という現実でもある展開に進む中で、

アオアシは少し別角度から汚名返上の舵を

切っていくようなので、この点は非常に

楽しみです。その起点になりそうなのが、

選手・ガルージャとの出会いなのも面白いです。

ついでにガルージャが選手時代から憂いのある

困り眉毛してるのも面白いですね。

 

ようやく目が解禁された若き日の福田は

イメージ通りのキャラクターで、

性格面や指導が抜群に上手い面などすでに

現在の福田の片鱗が見えていました。

 

選手時代のキャラクターも、怪我でリタイア

せざるを得なくなったところも、どこかの

格上を倒すことが大好きな監督に似すぎてる

ので、フックダーは予告されてる次巻での

過去編の後編で彼との違いを見せてほしいです。

 

 

青井と花

そしてなんといっても気になるのが

花との今後の展開です。

この期に及んで「マブダチなのに」とか

言ってる、冨樫の70倍お子様な青井には

イラッとしてしまいますが、

次巻で色々お互いのことを話し合いそうです。

 

花の留学自体はすると思います。

 

そこで青井が何を考えるかです。それ次第で

作品としても早い段階で青井がリーガに

行くことも予想出来ますし、もしかしたら

長期間花が登場せずに進むこともありそうです。

 

個人的にはアニメのアオアシで青井と花の関係が

凄く上手く描かれてたせいで、全く登場しなく

なるのは残念なので、青井がもうちょい成長する

展開があってほしいです。

 

 

アシトの人生観が大きく揺れ動く31集!!

 

←30巻感想へ 巻感想へ→

 

コメント

ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

りかるどをフォローする