[ネタバレあり] 科学を研究し続けた結果、人類が知らない粒子を使い始めた男「終末のワルキューレ 18巻」感想

アイアム科学マン

前巻に続いてベルゼブブVSテスラ、

ベルゼブブのターンが中心だったので今回は

テスラのターン

 

ここでテスラ絡みのネタが次々と炸裂していき

ました。

やはりフィラデルフィア事件を引用したワープ技が

出てきましたし、反重力で浮いてるのも実際に逸話

としてテスラが研究していたものです。

ただ・・

 

スーパーテスラ粒子って何?

 

聞いたこと無い粒子が出てきました。

 

テスラコイルも、なんかバッテリーみたいな

謎のエネルギー電池みたいな役割になって

いてこれも知らんテスラコイルになって

いました。

当然ブリュ姉も知らないようです。

 

とにかくワープやその他の超パワーを

可能にしてるのがスーパーテスラ粒子で、

死後も続けた研究とヴァルキリーの

おかげで発見したようですが、こうなって

くると、彼も人類側なのか怪しくなってくる

勢いで、身体能力が人外の呂布とか雷電とは

また違った方向性でぶっ飛んできてます。

 

もしこの戦いを生き残ったら新たに会社を

起こしてロサンゼルスにでかいビルを建てて

テスラスーツをバージョンアップさせ続けて

何かのヒーロー組織に入りそうです。

 

テスラの幼少時代の話も出てきて、彼の科学に

対してのバックボーンや目的が明らかになって

いきました。

 

 

 

長男が人格者すぎる

前回ガッツリ過去をやったベルゼブブ

でしたが、まだ続きがありました。

自暴自棄で突き抜けるベルゼブブに対して

前の戦いで敗れたハデスが過去編に再登場。

自身の戦いの中で、他の変態たちとは似ても

似つかぬ人格者っぷりを見せたハデスですが、

今回もベルゼブブに必要な言葉のラッシュで

彼をどん底からすくい上げ、更に株を上げます。

 

序盤戦った弟たちのザ・悪者感からはかけ離れた

人格者ハデスの存在は何なんでしょう。

彼だけが本当の神なんじゃないかと思えてきます。

 

活動拠点が地獄のやつが一番まともで、天国に

いるやつらが頭おかしいって面白い対比だなと

思います。

ゼウスが地獄担当とかじゃなくて本当に良かったです。

 

 

今後の展開

ベルゼブブがほぼ全部出し尽くし、お互いに

満身創痍の状態です。

 

ただテスラはまだ実際のエピソード的には

残ってる兵器いっぱいあるんですよね。

中でもバトル漫画であれを出さないで終わる

はずないと思ってる技があるのでそれは

最後に出して欲しいところです。

あくまで構想の段階で実現しなかった彼の発明が、

死後のこういう舞台でどんどん出てくるのは

ワクワクできて面白いですね。

次巻でこの戦いは完結するようなので、勝敗に

関わらず今後の登場も少なそうですが、

テスラのifストーリーはまた見てみたいです。

 

過熱していくベルゼブブVSニコラ・テスラの神VS人類最終闘争第8回戦。

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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