レゴシとビルの舞台上乱闘は、ルイが上手くおさめて、
結果的に舞台も成功した事から
大きな処分はありませんでした。
レゴシは廊下でハルちゃんと再会しますが、
何を喋ったらいいか分からず沈黙。
ハルちゃんは、多少興味を持ちつつ、
あまりの体格差と草食と肉食
という隔たりで遠ざけようとしますが、
靴の留め具を直すのを手伝うため、
レゴシがしゃがんだことで、初めて見下ろす側、
見下される側がなくなって距離が少し縮まります。
といっても、その前にある人とすでに
物凄く近い距離にいたハルちゃんでしたが・・。
「隕石祭」というイベントのための買い出しを
することになった演劇部肉食一同。
ルイがあからさまな前振りをしたせいで
「裏市」に迷い込みます。
そこで衝撃的なことがあり、レゴシは
他の肉食部員達の行動に嫌悪感を覚えて離脱。
するも、肉食の本能に抗うのが精一杯で、
気を失い目を覚ますと
上野動物園に絶対いないタイプの
パンダが立ってました。
この人は、ヤクザではなく、心療内科医だそうで、
レゴシの内情をあっさり見破ります。
ハルちゃんに対してレゴシが抱いている感情、
医者曰くそれは
狩猟本能が変形した恋愛感情
とのこと。理性では好き、でも本能では食べたい。
レゴシはそれを否定しますが、かといって自信を
持っての否定ではありません。そこで医者の処方は
小動物のエロ本
斜め上の薬でした。
答えが出ないまま、レゴシは裏市を後にします。
裏市のインパクトが凄かったですね。
市の入り口から、ある種のグロシーンが登場して、
本能に負けた肉食達の末路。
狩猟本能が変形した恋愛感情という、人間界で
耳にすることのなさそうな言葉。
この作品は、本当にまるでこの世界が存在するかのように、
理性を持った動物たちの世界を
リアルに描けていると思います。
そしてもうひとり新キャラが出て、
レゴシと同じハイイロオオカミの
ジュノちゃん。
ハイイロオオカミは、おとなしい性格の人しかおらんのか?
と思ってしまう感じですが、どうやらレゴシが
気になってるようです。
まさかレゴシが肉食どころか、ビッチのウサギが
気になってるとは思わないでしょう。
彼女も本編に深く関わってくるのでしょうか。
オマケ
途中で本編と関係ない、レゴムというレゴシの隣の席の、
ニワトリの生徒の話が出ますが、これが面白い!
ちょっとしたギャグとほっこり良い話ですが、
こういうのはもっと挟んでいってほしいです。