今回の話、どこから書いていこうかと思っていたら、
いきなりタイトルに、ほぼ全て書いてありました。
タイトル通り、フェルが強すぎて、中級レベルのプレーヤーですら勝てないレベルの魔物も
倒してきたことで、街で売却祭り状態に。
モンスターの色々な部位が、色々な道具、装備品に出来るということで、
全部合わせて、かなり高額の買い取り。一気に懐が温かくなります。
1巻では、現世→異世界へ、調味料の転売という、禁断技も披露してますが、
フェルのおかげで、もうお金に困ることはなさそうです。
このあと、ご褒美にフェルに、現世のお惣菜を食わせるムコーダ。
1巻でも、護衛パーティーに食わせたらパーティーのステータスが上がった
というのがありましたが、今回も
ありえない上がり方してます。
こっちの世界の料理を持ち込むと、ステータスが上がる
(高級なものほど効果も大きい?)という
この設定が今後、どういう形で活かされていくのか楽しみです。
このあと地図を買うために街をブラブラしますが、
さっきのモンスターの売却といい、正統派な冒険はしない分、こういう国の
特徴や外交関係などの設定が細かいところは、この作品の面白いところです。
あと道中で、戦闘力ゼロだったムコーダも遂に攻撃魔法を覚えましたね
ゴブリンを倒すほどまで成長しましたが、結局料理に使うとか
そういう展開を期待します(笑)
そして最後に思わぬ仲間が。
こんな簡単に契約成立するんですね
とりあえず、大賢者や捕食者スキルを持ってない、普通のスライムのようです。
前巻の雰囲気がそのまま続いていて、ストーリーに大きな抑揚はないにも関わらず
相変わらずおもしろいです。
2巻でだいぶ、世界観や情勢が明らかになってきました。
ムコーダが最初に考えてた通り、最初の王国はかなり危ない国。
今のところ我関せずですが、今後戦に巻き込まれたり、最初にいた高校生勇者達と
また遭遇する展開もありそう。
他の異世界漫画では、倒すのに苦戦した魔物が、フェルによって簡単に討ち取られていく
って流れが面白いですが、ムコーダが上手くバランスを取ろうとしているおかげで、
そこまで何もかもに、楽勝感が出てないです。
フェルも十分、マスコット要素あると思いますが、加えてスライムもパーティーに
加わりました。このまま人間は味方につけずに、モンスターばっかりになっていってしまうの
でしょうか。それはそれで楽しみですが、あくまで放浪旅ということで、1,2巻の流れは
今後も続けていってほしいです。