はじめに
ジャンプ＋で連載中の「ふつうの軽音部」は、この記事では、「ふつうの軽音部」の魅力やストーリー、キャラクターについて詳しく紹介します。
作品の概要
原作：クワハリ 作画：出内テツオ
元々はクワハリ先生がジャンプルーキーに投稿しランクインしたものがジャンプ＋での連載版となって出内先生が加わりました。
物語の概要
ちょっと渋めの邦ロックを愛する新高校1年生・鳩野ちひろ。新品のギターを背に、軽音部の門を叩くも――!? 超等身大のむきだし青春＆音楽奮闘ドラマ、スタート！
登場人物
鳩野ちひろ
主人公。特にギターが上手いとか歌が抜群に上手いとかの才能があるわけではない普通の高校生。
高校から軽音部に入ろうと決めギターを始める。
内田桃
ちひろのクラスメイト。いわゆるキラキラした陽キャ。同じ軽音部で仲良くなる。ドラム担当
幸山厘
軽音部の同級生。一見おっとりしてニコニコしているが、１番何を考えてるか分からない曲者。ベース担当。
物語の魅力
真の等身大・リアルな軽音部
「ふつうの軽音部」は、本当の意味での普通の高校生の日常をリアルに描いています。
主人公ちひろは有名なミュージシャンの娘でもなく、ギターや歌が特別上手い才能持ちでもなく
普通に邦楽ロックが好きで自分もギター弾きたくなって軽音部に入るというごく普通の高校生です。彼女の周りも、特別ぶっ飛んだ経歴の人がいるわけではなく、みんなクラスや部活にいそうな人です。そういう普通の人達が悩んだり成長したりするお話なので、より感情移入がしやすい作品です。
そしてちひろが所属することになる軽音部ですが、過去に入っていた人にもそうでもない人にも伝わる軽音楽部特有の雰囲気があります。それがある意味で既存の人気学生バンド漫画のカウンターにもなるほどリアルさが「実際はこうだよなぁ」という説得力があります。
邦ロック好きに刺さる実在バンドや曲のチョイス
作中には実在のアーティストの名前や曲が出てくるのですが、どれも一般層に人気なものではなく、
邦楽ロック・サブカル界隈が好きなチョイスばかりです。学生時代にハマっていた人は懐かしく、
今も聴いている人にはお！となる名前が頻繁に出てきてテンションが上がります。
ストーリー展開
ただ登場人物や部活がリアルなだけではなくストーリーもちゃんと先の展開が気になるものに
なっていてテンポも良いので、次々に起こる出来事によって成長途上の学生らしく心境の変化や
成長していく姿も楽しむことが出来ます。
見どころ
軽音部ならではのライブシーン
軽音部なので現存バンドのコピーをするシーンも多く、自分のよく知っている曲の歌詞が
流れながら進んでいくライブシーンはなかなか感じること無い高揚感を感じられます。
個性豊かなキャラクターたち
各キャラクターの個性がしっかりと描かれており、彼らの成長や変化を見守るのが楽しみになります。前述したキャラクターたちも表では見えにくい内面に抱えている思いや悩みがあってそれぞれに共感できるポイントがあり、読者を飽きさせません。
青春の初々しさ
「ふつうの軽音部」は、そうしたリアルな登場人物と舞台を元にしているため、よりリアルな青春体験を見ることができます。世の中には輝きすぎてまぶしい青春ドラマも多々ありますが、実際はそればかりじゃないのはみんな周知のことでしょうし、より鬱屈とした部分も今作では描かれます。
おわりに
「ふつうの軽音部」は、等身大の音楽と高校生のリアルが融合した青春ストーリーです。普通の高校生たちが軽音部というひとつの独特なコミュニティーを通じて成長し、友情を深めたり薄めたり、そこに共感し、軽音部の誰かを応援したくなると思います。
ぜひ、ジャンプ＋で連載中の「ふつうの軽音部」をチェックしてみてください。
関連リンク
ジャンプ＋公式サイト
「ふつうの軽音部」連載ページ
この記事では、「ふつうの軽音部」の魅力やストーリー、キャラクターについて紹介しました。音楽をテーマにした青春物語が好きな方は、ぜひ読んでみてください。
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