[ネタバレあり] 悲しい結末。52話の演出が素晴らしかった! 「チェンソーマン 6巻」感想

ボム

レゼの正体は"ボム"で、見るまでも

なく、ボムってだけで超武闘派。

しかも再生しまくるから爆豪や

ボマーの超上位互換の能力です。

ていうか自爆しながら攻撃し続け

られるとか反則すぎません?

 

こんな能力でも銃より下らしいのは

爆発が一応工事とかの作業にも

利用できるものなのに対し、完全に

殺傷だけのために存在するもの

だからなのか?とか思いました。

 

不意打ちから復活したデンジが

ボムと戦う前に、「知り合う女

全員が自分を殺そうとする」

「デンジの心臓じゃなくて

チェンソーの心臓を欲しがる」

とか言いますが、結構ちゃんと

感情が働いてて切ないです。

 

出会う女性全員に殺されそう

になる童貞なんて見たこと

ないです。

 

 

悲しい結末

結局レゼはマキマにあっさり

殺されて終わってしまうわけ

ですが、それまでの過程が

ちゃんとドラマしてたのが

驚きでした。

 

レゼは元々は人体実験に

利用されていた1人で、

デンジとの一連は全て

計算のうちの行動だった。

でも、最終的にはデンジの

待つカフェへ行こうとした。

 

基本が全員頭おかしいから

急にこういう人間らしい行動

をされると弱いです。

カオスな世界観が逆に良い

作用になってますね。

 

いきなりデンジの元へ行こう

としたのではなく、その前に

新幹線に乗ろうとするのを

ちゃんと描いてるのも良いし、

乗らずに、カフェの見える場所

まで行く流れ、セリフが一切

ないのも凄く良いし、今回は

正直ベスト巻ですね。

 

店長の

「住む世界が違ったんだ」て

言葉が店長の意図するのとは

別の意味で刺さりました。

 

 

その他

この世界の人達って、というか

公安の人達って恐怖とか欠如

しすぎてすごいですね。

今回もモブ公安キャラが、

確実に死ぬだろうなって場面に

合コン連れてって下さいよ~

とか言っちゃってるし。

ビビるコベニは貴重な存在

かもしれません。

 

悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!! 悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!

 

 

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りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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