[おすすめ紹介]キャラ登場シーンに興奮!再現度が高い超有名作への転生モノ「錦ソクラ/今日からCITY HUNTER シティーハンター」あらすじと感想

「今日からシティーハンター」は、月刊コミックゼノンで連載の、錦ソクラ先生の作品です。

錦ソクラ先生は、代表作に「3年B組一八先生」があり、同作品ですでにパロディというなの

あらゆる漫画の完コピを得意としている方です。

あらすじと登場人物

あらすじ

青山香、40歳、独身。ある日電車に轢かれて死んだと思ったら、高校生の姿になって大好きな「シティーハンター」の世界に迷い込んでしまう。
まわりに頼れる人は誰もおらず、困り果てた香が向かった先は新宿の伝言板…。
すがる思いで書き込んだ文字は「XYZ」。
シティーハンターの世界で、リョウや香との新しい人生が始まる!

登場人物


青山香・・・高校生時代からシティーハンターと獠に心酔し、

憧れ続けて気付いたら40歳。話数レベルでシティーハンターを

記憶している、かなりのマニア

ノリも画も原作通り!

この作品は、いわゆる転生モノですが、ファンタジー世界への異世界転生でもなく、自分の

若い頃の世界へのリライフものでもなく、既存の超有名作品への転生という点では、少し

他とは違う作品です。似た展開の転生ヤムチャは、キャラクター本人への転生ですし。

なので特にキャラクターが初登場するシーンは、描き方も上手くて

ワクワクします。

↑このシーンも、前後の展開がシティーハンターらしくて

獠がめっちゃカッコいいです。

シティーハンターの魅力である

獠ちゃんもっこり→ハンマー制裁などの

ギャグシーンも、原作にあるシーン、オリジナルシーンに

限らず、上手く表現されているので、本当に
シティーハンターの新作を見ているような

感覚にもなります。

そのくらいノリや展開の再現度が高い。

ちゃんと北条先生本人が描いてる「エンジェルハート」も連載していましたが、

そちらは、香がいなくなった世界線で、パートナーもシャンインになっているため、

香がパートナーとしての、新しい話が読めている気分になるのはありがたいです。

シナリオは基本的に、原作のエピソードに主人公が介入する(というより、

展開を見て興奮してる)ものが多いです。

シティーハンターマニアの主人公は

展開からなにまで完全に、頭の中に入っているので、

獠たちの会話の流れだけで、これからどうなっていくかが分かるのが

面白いです。その上で少し介入して、シナリオの流れが変わるものの、

違和感なく、大筋と結末は原作のままになっているので、彼女のような

原作ファンにも楽しめる作品だと思います。

それから主人公は女性ですが、とにかくシティーハンターのキャラを

みんなだいすきなので、香だろうが冴子だろうが、美樹だろうが

新しく出てくる度に大興奮なので、性別関係なくファン目線で楽しめます。

最近、こういう有名作品の、原作者以外による二次創作的な作品が多いですが、

その中でもピカイチなものです。

その根幹には、

北条先生自身が描かなくても、動き回る冴羽獠や香、海坊主などの

キャラの自立した個性の強さと、

一八先生」でも見られる、様々な漫画作品の的確なパロディーでも分かるように、

漫画が好きなんだなーという愛情がある思います。

錦先生が、この作品を描くに当たって北条先生に挨拶に伺った時、温かい言葉をもらって

感極まって泣いたというエピソードからもそれが伝わります。

シティーハンターは、今読んでも、というか年数を置いての方が、キャラクターの感情など

色々な部分が見えて、魅力のある作品です。

なので、その正統的な関連作として、完成度の高いこの作品は今後の話も楽しみです。