[ネタバレあり] 今度の舞台は空!胸糞悪いラストに注意「 転生したら剣でした 6巻」あらすじと感想

あらすじ

今回の転剣は、天空が舞台です。

旅の途中、空に浮遊している島を

見つけた一行は、師匠の能力を

使って接近しますが、近くまで

いったところで守衛らしき骸骨戦士に

返り討ちにされて落下。

 

落下先でジャンというアマンダ

親交のある冥術師と出会います。

彼はちょうど先ほど落下してきた

浮遊島にあるダンジョンの攻略を

目指していたので、彼の依頼で

一緒にダンジョンに入ることに。

 

その過程で、迷宮内で他の死霊を

喰らいながら彷徨っている

死霊喰らいを自身の支配下に置く

ことも小目標にします。

 

そして途中、ジャンが迷宮内で

手に入れた"日記"の持ち主の回想が

入ります。

浮遊島にはその昔研究施設があり、

そこでは生きたまま死霊を堕ろさせ

アンテッドにする人体実験が繰り替え

されていたことが書かれていました。

日記の持ち主も、その実験の犠牲者

のようです。

 

ジャンの冥術と、フラン達の戦闘力を

駆使してダンジョンを順調に進めて

いくと、そこで死霊喰らいに出会う

のですが、その姿は明らかに、

人体実験されていた

日記の持ち主でした。

 

 

感想

なんて嫌な終わり方だ!

何も知らず、というか記憶を

消されて連れてこられ、四肢を

切られて実験台にされる子供達

を描いた回想パートからの、

最悪の形での登場。名無しの

少年に何の救いもないです。

もう次回は師匠たちに、何とか

救済をしてもらいたいですね。

 

急に重苦しい展開になって

ゲームのバイオハザードに

出てくる被験者の日記を

読んでいるかのような

胸糞の悪さでした。

 

戦闘シーンは相変わらず安定

して面白いです。特に空中での

シーンは、師匠自体が乗り物状態

になってるため、代わりの剣へと

持ち替えて戦い、そこからまた

師匠に持ち替えながら戦うところは

迫力がありますね。

 

存在は示唆されていたものの、新しく

登場したジャンは、アマンダと同じく、

なかなかの変人&いい人っぷりを発揮

していて面白いです。

死者を使うキャラは異世界ものに多い

ものの、陰湿そうで嫌な死霊術師の

イメージですが、彼はパット見は、

一般例にもれずにその通りですが、

死霊へのリスペクトもあり礼儀正しい

もっと紳士な感じです。

 

この作品の強者は

強くて実は良いやつだけどド級の変人

ばかりなのが凄く好きです。

 

 

今後の予想

 

死霊喰らいと化してしまった

少年ですが、ジャンの持ち霊?

になるか、倒されると思います。

持ち霊になる場合はおそらく

人間の頃の姿でふわふわと彼の

お供をするような形で、倒される

なら魂の救済で成仏するかだと

思います。さすがに胸糞悪いまま

なんの救いもなく消えることには

ならないはずです。

目的地に向かう途中の寄り道的な

イベントなので、次で浮遊島の

攻略は完結すると思いますが、

この攻略が本編にどういう意味を

持ちそうなのかは分かりません。

今のところ師匠のステータス偽装を

得ることが出来たのは、すでに1つの

成果ではありますが。

 

いずれにせよランクアップなどの

大きな前進はまだ次の次の巻くらい

になって、次回は浮遊島の完結が

メインになりそうです。

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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