[おすすめ漫画] 寝ている間に何かが起きている。親僕殺の3つのおすすめポイント「原:井龍 一 画:伊藤翔太/親愛なる僕へ殺意をこめて 1巻」作品紹介と感想

作品・作者に関して

タイトル:親愛なる僕へ殺意をこめて (2018- )

掲載雑誌:ヤングマガジン→コミックDAYS

作者:原作:井龍一(いのりゅう はじめ)  作画:伊藤翔太

代表作→サマー・ソルト・ターン(2015-2016)

   →爆笑頭 (2019- )

あらすじ

「人生は楽しんだもん勝ち」がモットーの大学生・浦島エイジ。だが彼は、人には言えない“過酷な運命”を背負っていた。その現実と向き合った時、彼は惨劇に巻き込まれていく―――。

原作の井龍先生は、基本的にこれまでの

連載作品はすべて原作担当で、意外にも

ジャンルは今作のようなサスペンスでは

無く、前2作はスポーツものだったりします。

更にいま同時に連載している爆笑頭は、

かなりぶっ飛んだ設定のサバイバルものに

なってるので、引き出しの多さが際立つ方だと

思います。

伊藤先生は今作が本格的な長期連載は初ですが、

作品の雰囲気や登場人物とマッチしていて、

特にサイコシーンや展開の場面での描き方は

とても良い感じに表現出来ています。

 

おすすめポイント

・消えた時間の謎
・主人公の過去
・読めない衝撃の展開

消えた時間の謎

主人公である浦島エイジは、この手の

サスペンスにはありがちな、いまいち

パッとしない普通の大学生です。

 

 

しかし彼には2つの特殊な案件を抱えて

いて、それがこの作品のカギとなる要素

になっていきます。

1つは、度々寝て目が覚めると、

 

 

日付が飛んでいること。エイジはその間に

何かあったのか、ずっと寝ていたのかの

記憶が一切ありません。

しかし話が進むごとに、その間に何かが

起こった痕跡が見つかり始め、その内容は

エスカレートしていきます。

このミステリー要素が非常に物語を緊迫

させ面白くしていきます。

 

 

主人公の過去

 

もう1つの要素が、主人公の過去です。

記憶が飛ぶことだけでなく、主人公は

どうやら周りには隠している過去が

あるようです。知っている人は知っている

ような描写がありますが、それは1巻の

段階ではまだ全容が分かりません。

 

 

そしてその過去の秘密自体が、彼の記憶と

も繋がっているようなので、同じく謎が

明らかになっていく過程で分かっていく

仕様になっているようです。

 

読めない衝撃の展開

 

詳細はまだ書けませんが、この作品は

たびたびドンデン返しというか

とんでもない事実が後から発覚します。

読み進めていて、数少ない信じていた

ものが信じられなくなるというような

インパクトのあることです。

そのため、油断して流れのままに追って

いくと「え!?」てなると思います。

 

 

ただでさえ謎要素があるのに、更にひっくり

返りがあるので、ハラハラしながらどんどん

読んでいってしまう物語です。

 

1巻感想・まとめ

 

予想をガンガン裏切るストーリーが

面白いですね。

読み始めて、主人公はこういう人なのか、

と思ってたらひっくり返され、じゃあ

こういうことなのか、と境遇を推測したら

またひっくり返され、読み進めていくのが

楽しい感じです。

逆に言えばどんどんひっくり返るので、

推理が大好きな人には向かないかも。

手持ちの札では予測できない展開の連続

ですからね。

あと読む人に気をつけてもらいたいのは、

割とグロいシーンがあるところですね。

グロ耐性がない人は苦手かもしれません。

 

それから何気に女の子キャラがみんな

可愛いのも良いところだと思います。

 

 

 

まぁ全員曲者ですけど・・

 

「人生は楽しんだもん勝ち」がモットーの大学生・浦島エイジ。だが彼は、人には言えない“過酷な運命”を背負っていた。その現実と向き合った時、彼は惨劇に巻き込まれていく―――。

 

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りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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