[おすすめ漫画] 無個性のヲタク少年が無敵のヒーローを目指す物語 ヒロアカ3つのおすすめポイント「堀越耕平 / 僕のヒーローアカデミア 」作品紹介と感想

作品・作者に関して

タイトル:僕のヒーローアカデミア

掲載雑誌:週刊少年ジャンプ (2014- )

作者:堀越耕平

代表作→逢魔ヶ刻動物園 (2010-2011)

         →戦星のバルジ (2012)

あらすじ

多くの人間が“個性”という力を持つ。だが、それは必ずしも正義の為の力ではない。しかし、避けられぬ悪が存在する様に、そこには必ず我らヒーローがいる! ん? 私が誰かって? HA‐HA‐HA‐HA‐HA! さぁ、始まるぞ少年! 君だけの夢に突き進め! “Plus Ultra”!!

堀越先生は、デビューからずっと

週刊少年ジャンプで読切、連載を

重ね、連載3作目の今作が大当たり。

過去の読切「僕のヒーロー」が原型と

なっていて、デビュー作の「テンコ」

も、本作登場キャラの原型になって

います。

 

ヒロアカはアニメ化、映画化舞台化、

あらゆるメディアミックスをすでに

達成しており、単行本も2000万部を

超えています。

 

おすすめポイント

・”個性”
・魅力的なキャラクター
・ヒーロー×学園

”個性”

この作品の1番のキーワードは

個性”です。単純にパーソナルと

いう意味だけでなく、その人固有の

超能力のことでもあります。

 

この個性が名前と連動していたり、

個性によってヒーローの適正が

あったり、性格にも反映されたり

する特殊な世界です。

ほとんどの人がある年齢に達する

までに個性を発現する中で、

主人公の緑谷出久は、無個性です。

 

本作は個性がテーマでヒーローに憧れ

てるのに、当の本人が何の特殊能力も

ない少年が主人公の漫画です。そして

彼が、NO.1ヒーローのオールマイト

出会い、努力の末に能力を得て、

ナンバー1ヒーローを目指していく

物語です。

 

 

魅力的なキャラクター

ほぼ全ての人間が個性を発現して

いる世界なので、出てくるキャラは

何かしらの能力を持っています。

 

そして、一般的なバトル漫画の

ように、直接戦闘にそのまま活かせ

そうな能力ばかりではなく、応用の

部分の比重が高いのも面白い点です。

例えば、デクの幼馴染の爆豪の能力は

爆発で、これはそのまま戦闘に活かせ

ますが、最初に会う友達のお茶子は、

 

無重力だったりします。若干使いづら

そうですが、応用や連携でそれを活かし

戦闘や救助活動に利用出来ます。

 

そうした能力だけでなく、性格面でも

面白いキャラクターばかりで、デクが

入る雄英高校のクラスメイトも、モブは

おらずに1人残らず良いキャラなので、

色んな絡みやバトルが楽しめます。

 

ヒーロー×学園

タイトルにアカデミアと入っているので

この作品のメインの舞台は学校です。

ヒーローの養成学校という特殊な学校で

ありながら、体育祭や文化祭、研修等の

学校らしいイベントが、ヒーロー仕様に

カスタマイズされて実施されていくため、

学園モノとしても面白いです。

単に悪の超人と戦うだけでなく、学校の

中で様々なイベントや試練を乗り越えて

文字通り一人前のヒーローに成長して

いく様を、見守っていくのも楽しいです。

 

初登場の頃は「何の役に立つんだよ」て

能力が、後々成長して欠かせない戦力に

なっていく成長の部分を、主人公以外に

も楽しめるのも強みです。

 

アメコミではX-MENに似たような要素は

ありますが、ここまでガッツリ、学園

やってるヒーローものは多くないので、

スパイダーマンやアイアンマンなどの

アメコミヒーロー映画が好きな人も

間違いなくハマるはずです。

 

 

1巻感想・まとめ

ジャンプで中々の長期間、芽が

出てこなかった王道バトル漫画

です。

1巻はとにかく、デクとマイトの

出会いと能力伝授の流れが最高に

熱いです。

ヒロアカは海外でも大人気ですが、

ここの流れは本場のそれを超えて

いると思います。

 

そして熱いのが、確かにデクは

マイトから凄い能力を授かっては

いますが、それが並々ならぬ努力

では発揮出来ないという所です。

 

彼が器と成り得る所までの特訓

パートは面白いですが、授かって

も終わらない、100%力を発揮

するまではずっと、完成しない

まま物語が進んでいくのが、更に

熱くさせるポイントです。

 

 

僕のヒーローアカデミアという

漫画は、世界を見渡しても、

ヒーロー学園モノとしてなら

間違いなく世界一の作品です。

主人公デクだけでなく、登場する

ヒーローたちの迫力のバトルと、

生き様に感動や熱くさせられたい

人は読むべきです。

 

 

多くの人間が“個性”という力を持つ。だが、それは必ずしも正義の為の力ではない。しかし、避けられぬ悪が存在する様に、そこには必ず我らヒーローがいる! ん? 私が誰かって? HA‐HA‐HA‐HA‐HA! さぁ、始まるぞ少年! 君だけの夢に突き進め! “Plus Ultra”!!

 

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りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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