[ネタバレあり] ロボットと人間の違いはどこ?衝撃の展開続々「鍵つきテラリウム 3巻」感想

ピノとの過去

ピノに関して作品の流れ的に

予想通りな過去でしたね。

チコの右足もピノのロボットの

体同様に、この時代の技術が

加えられたものになっていました。

 

そして映像データのみですが、

母親ペティが実質初登場。

見た目も性格もほぼほぼチコ

ですね。

前半はユーリィたちも含めて

家族の絆がテーマだったかな

と思います。

ユーリィにとってはお婆ちゃん

父にとっては育ての親だった

ソフィアの故障。まるで認知症を

患った高齢者のようで、人間とは

違い、割り切ってぞんざいな扱いを

受けるソフィアの姿は、なんだか

考えさせられますね。この時代の

子供にはロボットと人間の垣根は

低いように思います。

 

 

師匠登場

意外にもここでいったん帰還。

しかしここでも衝撃的だったのは

戦闘ロボットが命乞いをして、

近づいた相手もろとも自爆する

システムが組み込まれていること。

完全に中東の自爆テロです。

子供がロボットを人間と同じものと

して捉える時代に、ロボットに

こんなシステムを入れ込むなんて

とことん汚い人間は汚いと思わせる

部分です。

超高性能ばあちゃんなビルギッタ

師匠によって何とか救われますが、

この先、探索や冒険だけでなく、

諸悪の根源との戦いという構図も

出てくる気がします。

 

人類が衰退し、荒廃した世界――。生き残った数少ない人類は、【アルコロジー】と呼ばれる完全環境施設でのみ生きることが許されていた。少女とその弟が紡ぐ、終末冒険ファンタジー。

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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