Q・P
ドイツ代表との準決勝がスタート!
最初の対戦カードは鬼VSQ・P
Q・PはQuality of Perfectの略と
思春期を抜けたらすぐにでも
改名した方が良い名前ですが、
その実力は確か。
元々彼は孤児院にいたところを、
何故かは分かりませんが、テニス
アカデミーに拾われたそうです。
5歳くらいで才能を見いだされて
引き取られたならまだしも、何故
テニスアカデミーが赤ん坊を
引き取って育ててたのかは謎です。
引き取られて心を開かないために
追い出されそうになっていたのを
現在ドイツ代表を率いるコーチが
自身のキャリアも投げ売って彼の
育成に力を注いだおかげで、今の
位置まで上り詰めたという、
新テニの外国勢らしくない
良い話でした。
3つの天衣無縫
Q.Pのパーフェクトな攻めに
苦しめられる鬼先輩ですが、
追い詰められたところで、
天衣無縫の極みを発動します。
ここで衝撃の事実が判明。
3つの扉があった無我の境地の
1つだった天衣無縫が、更に
3つに分かれるそうです。
1つ目は愛しさの輝き
2つ目は切なさの輝き
ん?まさか
3つ目は・・
・・・・
・・・・
やりやがったなたしけ
新世界の・・
心強さの輝きとかいう意味不明な
天衣無縫を発動した鬼に対して、
愛しさ、せつなさの輝きとしか
対戦経験のないQ.Pは圧倒されます。
しかしどうやら試合の中でアジャスト
したようで、完全に調子乗ったQ.Pは
やったねキラちゃん!
友達が増えたよ!
思春期の少年をノリノリにさせて
しまった鬼先輩は、なんとか無理やり
打ち返そうとしますが、大きな傷み
と共にラケットを握れなくなって
しまいます。
感想
とうとうやっちゃいましたね。
天衣無縫の極み。
新テニ今まで色々な場面で
ふざけてきましたが、
まさかのストーリー本流上に
あった天衣無縫でやらかすとは。
百歩譲って心強さの輝きは分かり
ますが、テニスにおいて
愛しさの輝きってなんだよ
切なさの輝きってなんだよ
一応説明は付与されてますが、
読んでも意味が分かりません。
ただ、もう真剣に本格派テニス漫画
として新テニを読んでる人は、
世界中で3人くらいしかいないと
思うので、怒る人もいないことと
思います。
今後日本代表でも他の2つを発現
する選手もいるかもしれませんが、
おそらくそんな変わらないんじゃ
ないかと読んでおきます。
こっちが酷すぎた分、Q・Pの過去は
結構好きでした。監督の不器用な
一生懸命さも良いし、ちょっとだけ
感情的になるQ・Pも良かったので、
多分、新テニにおける各国代表の
エピソードの中で一番好きです。
次巻のテニプリですが、どんな形に
せよ鬼先輩の奮闘は2組目以降に
勇気を与えるものにはなると思います。
腕が故障したので、逆境で逆転フラグも
立ってますが、鬼先輩は基本的に不遇
なので読めません。
このマッチメイクの一番の見せどころは
やっぱり手塚戦だと思いますが、誰が
対戦することになるか、本命はリョーマ
と予想しますが楽しみです。
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