[ネタバレ] 二海堂の覚醒とお茶目名人「羽海野チカ /3月のライオン13巻」あらすじと感想

久々の14巻です。この巻は主に

○おっさんの三角関係

○二海堂の覚醒

○死神さんの日常

の3本でお送りされてました。

1本目は前巻からの延長でしたが、改めて考えても島田八段って男性としての

スペック高いですよね。優しいし紳士だし面倒見いいし。髪は お腹の調子は

桐山を幾度となく救ってきた先生も、打つ手が見えてきませんが、同世代の憧れの人と同じ人

を好きになって、取り合う形になるのってどういう感情なんだろう?自分で当てはめても

想像が出来ません・・。

それにしても、おっさんの三角関係がこんなに素敵に面白いのなんて

本当3月のライオンくらいなんじゃないかと思います。

羽海野先生だと、先生とはぐちゃんていう、そこ!?なパターンもありましたし、今後の展開

が楽しみです。


2本目はこの巻の最大の見所!いつもの調子でスタートの二海堂が、宗谷名人の話に入ってい

くと、素直な感情を面に出していってからの、桐山が柄にもなく気合を入れるまでのシーンが

いきなりグッときました。あれを見せられたら、そら桐山くんも感化されますよ。

そして対局。

いやー今までの中でもかなり好きかもしれません。宗谷vs二海堂。

二海堂の謎の夢も、宗谷が研究してくれてたのを知った時のニ海堂の表情も、

ずっとツンツンしてたのに、最後に感情むき出しで叫ぶ桐山も

速攻で手を差し伸べ、率先して病院へ運んだ後藤さんも。

作中では研究ロボ九段以外にとって雲の上の存在だった、宗谷名人が大人げない面を見せて

人間らしさが出た部分も良かったです。才能ある若手を批判する、手塚治虫先生を少し

思い出しました(笑)

 

最後には、初登場後いい人だったことが知らされた死神、滑川さんの実家の話。

弟との関係性というかが良いですね。映画の「おくりびと」を思い出すような場面も

ありながらの、最後の会話。

彼の今後の、自分で納得できるスタイルの確立と、巻最後に出てきたヤンデレ姉さんに幸せが

くることを願います。

この巻では、二海堂が一気に前進(島田八段は恋が)した巻でした。

桐山にはどういう展開が待っているか、今回の先生、滑川さんのように新たにフィーチャー

される登場人物は誰になるか、毎回楽しみです。(いい辻井さんは来ないだろうな)

あと、常に脳内に語りかけてくる田中さんがツボ過ぎて、出てくる度に笑ってしまいます。

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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