まず本作の特徴をあげると
・なろう小説が原作（連載中）
・コミカライズ済（連載中）
・異世界転移チートスキル（ただし農業特化）
・事なかれ主義系主人公
・バトル要素はほぼ無し
・農業と村の運営が中心
です。
視聴を検討されている方、以下の点を踏まえて参考に
私の１シーズン読んで感じた事を参考にしていただけたら幸いです。
・原作小説未読
・コミック購読中
良い点① 映像化でも再現されたテンポの良さ
まず本作、コミックは信じられないくらい
テンポ良くどんどん展開が進んでいきます。
適当に流し読みしようものなら、知らないうちに
新しい村が出来、住民が数十人単位で増えます。
年数もガンガン経過していきます。
それくらいのテンポなのですが、アニメでもこの点は
表現出来ており、主人公と住民とのやり取り以外は
主人公のナレーション入れながらサクサク進みます。
１シーズンで進んだ月日は今シーズン始まった中でも
かなり上位なんじゃないかと思います。
１つのくだりをじっくりやるのも良いけど、
どんどん進んでいく作品も好きな人には
とても向いている作品です。
良い点② ちびキャラが可愛い
コミックではギャグシーン等でデフォルメ化
されるシーンは基本普段の絵のタッチの延長線上
だったのですが、本作は実質アニオリのちびキャラで
これが抜群に可愛いです。
特にエルフたちがあるものを見て次々に気絶していく
シーンはテンポの良さと声優さんの名演が重なって
私には何回も繰り返し再生したほど面白すぎでした。
あと住民兼ペット達もみんな可愛いので
動物好きも癒やされます。
この要素によって映像にメリハリが付いているので
単調に感じることなくテンポの良さと上手く噛み合って
楽しくサクサク見れます。
この画を見て好きだなと思った人はハマれると思います。
気になった点①
これは原作およびコミック既読勢は全員が
感想にあげる部分だと思いますが、今作は
原作の１つの大きな特徴でもある要素が
なんかフワッとしています。
そのせいもあって、原作自体でもかなり薄いですが、
恋愛要素はほぼ無い感じです。
ハーレムもののように完全にではないですが、
女性の比率がめちゃめちゃ高い作品でありながら
色恋沙汰はほぼ無いのでそういう要素を期待する
人には向かないと思います。
気になった点② バトルや目標は無い
本作は、箇条書きでも書いた通り、
皆無では無いですがバトルはほとんど
描かれません。異世界アニメはギャグ
だろうがスローライフだろうが、
結局終盤や局面局面ではバトルシーンを
描いている作品が非常に多いしアニメ化
しているものの大半はそうだと思います。
ですがこの作品は本当に戦いません。
戦うシーンはほとんどあっさりです。
また、魔王を倒すとか地球に帰るとか
世界を平和にするとかそういう明確な
異世界らしいゴールもありません。
ひたすら毎日の生活をより良くすることに
従事したり、トラブルを解決したりの
本当のスローライフものです。
だから、派手なバトルが好きな人や
大きなゴールに向かうドラマチックな
作品じゃないと楽しめない人にも
向いてない作品です。
まとめ
本作は一般的な異世界ものとは少し
趣が違う作品です。
まとめるとこういう人に向いてて
・テンポの良い作品が好き
・かわいいちびキャラ化するのが好き
・スローライフが好き
・どう森とかマイクラを延々やれる
こういう人には向いていないです。
・異世界アニメではバトルを見たい
・復讐とか壮大な夢とかドラマチックな
展開を見たい
私自身は完全にスローライフ好きで、今作のちびキャラが
どストライクだったためとても楽しめました。
コミックをすでに読んでいても面白い作品です。
コメント