スポンサーリンク

[ネタバレ]何回やっても何回やっても金田一が倒せないよ「船津紳平/金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿 2巻」あらすじと感想

タイトルカ行
スポンサーリンク

1巻感想へ

 健在の黄金パターン

1巻で爆笑を巻き起こした、かつての犯人たちですが、2巻でも相変わらずです。

トップバッターは、ドラマ版で全国のちびっ子に、トラウマを植え付けた事でも有名な

雪夜叉伝説殺人事件です。

この事件、後にスピンオフまで出た、有能エリートの明智警視が絵に描いたよう無能を

晒すという、レアなシナリオなのですが、

犯人にバッチリ期待されてます。もちろん推理ミスを。

冒頭で、必死に猛吹雪の中、凍死しそうになりながら、氷の橋を作る場面も爆笑なのですが、

犯人の期待を下回る迷走っぷりに笑いが止まりません。

金田一に軌道修正してもらって、感謝をする犯人の姿も面白・・悲しいです。

 

そして犯人の願いがかない、

この有様です。原作でもエリート(笑)な展開でしたが、犯人視点だとさらに悲惨です。

 

このシナリオも

①トリック完成に大苦労

②「名探偵さえ現れなきゃ大丈夫」というフラグの建立

③自分の演技力を自画自賛

の黄金パターンは健在でした。

 

スポンサーリンク

 

 2巻で進化する、パターンの増加

1シナリオ目は、このシリーズのお手本のようなスタートでしたが、

2シナリオ目のタロット山荘殺人事件からは、

犯人のキャラ付けが細かくなります。

今回の犯人は、東大出で賢さを前面に出すキャラなのですが、

関係ないだろって場面まで含めて東大って10回くらい言います。もはやネタの

天丼状態でじわじわ来るのですが、事件や犯人の特徴に合わせたキャラ付けが

されていくようになります。

 

次の犯人になると、

もうわけがわからないよ

 

悲恋湖殺人事件の犯人ですが、ターゲットを見つけ出すにあたり、

イニシャルだけを頼りに探しているという設定なので、S・Kの事考えすぎて

なんでもそのイニシャルであるS・Kにかけて喋るという、

自分でも何の説明書いてるか分からないキャラ付けがされます。

 

悲恋湖の犯人に関しては、努力量がこれまでの犯人の中でも1番だと思いますが、

その一連の流れだけでお腹いっぱいになれるほど、ネタが詰まってます。

 

それから、この巻では、事件を追うごとに金田一攻略の答えに近づいていくという、

何気につながってたりするのが、原作になくて面白い構成です。

 

スポンサーリンク

 

まとめ

こういうパロディネタもので、ギャグが強い作品って、2巻以降がネタ切れしたり、同じこと

の繰り返しになってトーンダウンするケースが少なくないのですが、

この作品はそれが全然なく、それどころか黄金パターンに新しいパターンを加えて進化してい

るのです。

トネガワ等もそうですが、近年はこういったハイクオリティなスピンオフ・パロディものが増

えてきているので、それを牽引する作品になってほしいです。

 

オマケ:今回のお気に入りシーン

美雪の気遣いに、トリックの成立がかかっている大事なシーンなのですが、

「良くあれ・・性格・・良くあれ・・・!!」

 

「H・Kに・・用はないんだよ!!」と迷いましたが

頭の中で一生願うことのなさそうなこの台詞が、

今回のベストワードでした。

 

スポンサーリンク

 

巻感想へ

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました