[おすすめ漫画] 殺人事件の舞台裏は爆笑コント状態「船津紳平/金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿 1巻」あらすじと感想

金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿は、見ての通り、さとうふみや先生の超有名作

 

 

「金田一少年の事件簿」の外伝です。

 

といっても、この作品は佐藤先生ではなく、船津紳平先生が描いています。

そして、表紙だと分かりづらいですが、これは生粋の

ギャグ漫画です。

実際に本編に登場したエピソードを、金田一視点ではなく、犯人視点で描いているのです

が、これが本当に面白い!

金田一の登場によって追い詰められていく感じが、コロンボや古畑任三郎式ではなく、完全に

ギャグとして表現されています。

構成も、起承転結が凄く分かりやすくて

 

起・・犯行の準備、計画

 

承・・犯行

 

転・・金田一登場。トラブル発生

 

結・・推理完了

 

と、ほぼ毎回この構成です。

ただ、この作品では、起承転結全てに、ギャグが散りばめられているのが特徴です。

 

 

では、1話を例にして紹介します。

 

1話はあの有名な、オペラ座殺人事件なのですが、

冒頭からこれです。

誰も突っ込んでこなかった、違和感にガンガン踏み込んでいきます。

当然ながら

管理人もこのリアクション。

そして、何とかごまかしてホテルイン(このごまかし方も

面白い)するのですが、準備を始めると色々大変。

切実な犯人たちの現実が垣間見えます。

「起」の段階でもうこのボリュームです。

 

そして犯人たちは無事準備を整えると、ほぼ毎回のように

と、盛大なフラグを立てることも忘れません。

 

そして2,3ページ以内くらいに

ラスボス登場。

 

計画を諦める選択肢も考えますが、

謎の油断。なんでだよ・・

 

そうこうしているうちに、結局犯行を重ね、

順調に進む中で、これも定番なのですが、

自分の演技力を自画自賛。

まぁ実際原作を見ると迫真の演技に違いありません。

でも、あの場面のあと、それを自賛してたと想像すると笑いが止まらないです。

 

 

それから結局、金田一に全て暴かれてしまい、

恥辱プレイスタート。

事細かに、自分のその時の心理状態を分析されたり、

ミスした場面を説明されたりする時って最悪な

気持ちなんでしょうね(笑)

 

最終的に、話の中で死んだ人は輪っかを付けて、

逮捕された人は刑務所の面会室で

インタビューを受ける形式で終了します。

 

原作で見れば、いや見なくても、殺人犯なのだから

とんでもないただの凶悪犯のはずなのですが、

この形式だと、金田一に遭遇した不運な可哀想な人に

思えてしまうという不思議体験です。

あとこれ、やっぱり見終わったあとに本編をもう一度読んで、

そしてまた読むと、さらに爆笑必至です。

丁寧に毎エピソードの最後に、事件の収録されてる本の紹介があるので

是非二度楽しんでもらいたいです。

 

オマケ:今回の1巻では蝋人形の館が一番お気に入りでした。

蝋人形を一生懸命作って、情までうつっていく犯人に爆笑しました。

 

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