[ネタバレあり] 六道フードファイト in 上海「蟻の王 9巻」あらすじと感想

 

 葉月の行方

 

三界総裁宣言をした四郎でしたが、

現総裁との少人数での話し合いで、

すでに龍太郎が星之介殺害の犯人であると

知っていること、龍太郎に葉月を託そうと

考えていることを話し、

四郎はあっさり手を引きます。

しかし帰る途中、屋敷で爆発が起こり、

アメリカからの刺客が葉月と龍太郎の

結婚を阻むため、顔を傷つけにきます

間一髪のところでナターシャが救い、

刺客を燃やしますが、

 

 

顔に傷で済まないだろ・・

 

追いかけてくる化物をかわし、

ナターシャは戻ってきた四郎たちに

葉月を託します。(化物はイワンが撃退)

よく分からないまま

龍太郎をおびき出すネタになればと

葉月を受け取り逃亡。

 

取り戻しに追いかけてきたイワンは

事情を理解すると自分の無力さに

絶望しますが、長吉の言葉に立ち直り

彼も仲間に。2人を加えて

四郎一味は更に大所帯になります。

 

 

龍太郎、中国へ

 

蟻の王に会うために中国へ渡った

龍太郎でしたが、なかなか会えずに

 

フードファイトを開催

 

中国を煽り倒した結果、

蟻の王からの使いが接触、

目論見通りに一行は蟻の王の

潜伏先へ案内されます。

 

 

真っ暗闇の地下を案内人の歩む

ままにひたすら進む途中、

 

案内人、突然の死。

 

大ピンチに陥りますが、

スペシャルゲストの幻☆星之介

助けもあり、無事帰還。

 

すると先程死んだはずの案内人が

実は蟻の王だったそうです。

 

 

ちなみに脈もなく、ずっと担いで帰って

きたから、もし生きていたら心臓の鼓動や

息で気づくはずなのに、

何故どうやって生きていたかの説明は

 

特にありません

 

蟻の王になると、レアスキルの仮死を

会得するのかも知れません。

 

蟻の王は最後に、龍太郎を試すために

大型の爆弾?を爆破させ、その反応を

見ますが、

 

 

なんちゅー顔してるんだ

 

これを見て中国の蟻の王は、龍太郎の

潜在能力の高さを認めます。

 

 

 感想

 

段々と構図がハッキリしてきましたね。

世界の介入が増えてきて、国内では

龍太郎と四郎の勝者が、日本の蟻の王と

いう情勢です。

龍太郎は中国と大きく近づくことが出来

ましたが、アメリカとの関係をどう考えて

いるかは不透明。

まぁ最終的に全部滅ぼして1人になるつもり

なんだから順番の問題なんでしょうけども。

 

それにしても龍太郎は、初期のふんぞり

返ってる愚将っぽいイメージから

どんどんスケールアップしていってますね。

今回も更なる大物っぷりを見せつけました。

 

今回みたいな、四郎と龍太郎の日本二大巨頭の

同時進行ストーリー形式は面白いです。

立ち位置は全く違うけど2人とも無茶な挑戦を

続けながら勢力を強化していく流れはワクワク

します。

 

そしてミハルと静流の動向も気になります。

単純に利用してやる、というところから

少し変化が起きている静流がどう動くかは

非常に面白い要素です。

 

日本の全てを牛耳る財閥の長・六道鬼三郎が死んだその瞬間、鬼三郎の隠し子である田舎ヤンキー・亜久里四郎の生活は一変!ナイフやボーガン、日本刀に拳銃と何でもアリのサバイバルバトルに巻き込まれて…!?最強ヤンキーVS国家権力! 前代未聞どころではないバイオレンスがここにある!!

 

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りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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