初めて読んだ日本の漫画は何か、と
問われたら私はドラえもんと答えています。
でもそれは正確な答えではないかもしれません。
なぜなら、私がドラえもんを初めて読んだのは
ブラジルで、であり、当時の私は
ポルトガル語しか分からず、絵を眺めながら
ページをめくっていただけなのでした。
つまり、読んだ。ではなく見た。です。
ところが、この漫画の凄いところなのですが、何が
書いてあるか、彼らが何を話しているのか分からない
にも関わらず、面白いのです。
当時は日本の漫画は翻訳などされておらず、
アニメもビデオがビデオショップに並んでは
いましたが、全部日本語でした。
それでもこの漫画は本当に面白い。
動きと表情だけでも十分伝わってくるので
笑いまくっていたのを覚えています。
そこで強く日本の
漫画に惹かれるようになり、親の仕事の都合で
日本に来てからは、真っ先にドラえもんの単行本を
集め始めるようになりました。
そこからは流れるように漫画ヲタクになり、
毎日漫画を読んでいないと体調を崩しかねない
人間になっていきました(笑)
だから自分の、日本の漫画の入口がドラえもん
だったんです。
入口ではあったものの、ドラえもんはずっと
大好きで、自分でネットが見られるように
なってからは、ドラえもんの考察サイトと
称した、斜め上の鋭い角度からドラえもんを
切り取ったサイトをよく眺めていました。
ほとんどが消えてしまいましたが、数少ない
ところで「変ドラ~なんだこりゃ~」という
サイトは近年復活したので、興味ある方は
ご賞味あれ。
新ドラも劇場版全て見ていますし、アニメも
時間が合えば見ています。原作にない
オリジナルのエピソードも少なくないですし。
話はブラジルに戻りまして、ブラジルでの
ドラえもんですが、
今では無事にポルトガル語に翻訳されたものが
放送されています。
タイトルにある年は、日本での本放送時で、
翻訳されたのは2005年みたいです。
(映像は79年版じゃなくて平成版にしか見えませんが・・)
意外とちゃんと声を合わせにいってるのが好感持てますね。
ドラえもんだけでなく、今は有名作品ならほとんどが漫画版
アニメ版ともに翻訳されて出回るようになっています。
ブラジルに関係なく、時々アニメの海外の反応動画を見たり
するのですが、ちょくちょくブラジル人のリアクターを
見かけますね。それほど浸透してきているようです。
そんな地球の裏側にも届いてる日本の漫画・アニメ。
今後も読み続けていきたいし、向こうで何がハネてる
のかとかも調べていきたいですね。
最後に、私もちょくちょくドラえもんの記事を
あげたりしているので良かった読んで、そして
買っても図書館で借りてもいいので、ドラえもんの
原作の世界を体感してみてください。
コメント