[ネタバレあり] “二人”の結末、近づくクライマックス「親愛なる僕へ殺意をこめて 8巻」感想

父殺しの真犯人

今回で八野衣真を殺した犯人と

その一連の真相が判明しました。

この漫画は敵も味方もぐるんぐるん

入れ替わりが激しいですが、桃井も

そのパターンに入りました。

 

桃井も猿渡も広い意味ではLLの犠牲

でもありますが、隠すためにどんどん

犠牲を拡大してるわけですから、

この結末は仕方ありません。ただ、

特に猿渡に関しては、人の親の

言いぶん無視して無理に殺しといて

何自殺して逃げてんだって感じで、

煮え切らない終わり方をしました。

 

というか読み進めていって、真は

そんな程度の脅迫ネタの犠牲にな

って殺されたの?とエイジ以上に

やりきれない気持ちにもなりました。

 

 

またふりだしへ・・

結局まだ真がLLでは無いことが

100%確定したわけではない

ですが、本物のLLが別にいる

ことが確定的っぽいため、

実質的にふりだしに戻った感じ

です。

しかも8巻がそこできれいに

終わってしまったため、次の

展開は何ひとつ読めません。

 

一応京花の空白の期間を調べる

というのは残ってますが、どう

いう形で新しい突破口が見つかる

か。もしかしたら真明寺が何か

知ってそうなそんな口ぶりだった

のも気になるところです。

 

あと今回出てきた八野衣真は、

見るからに犯人では無さそう

ですが、彼もエイジみたいに

Bを作ってて何らかの形で

生きてるという可能性は

無いかなと少し思いました。

あまりに善良そう過ぎたので。

 

いずれにせよ、9巻では更に

警察の捜査も厳しくなり、完全

仕切り直しになっていくと

思うので、そこでまた新しい

真やLL、京花の情報を待ちたい

と思います。

 

 

その他

セール品なのに、近距離で

銃弾3発打ち込まれても、

ちょっぴり意識が飛ぶ

だけで無傷で生き残れる

防弾ベスト、ちょっぴり

欲しくなりました。

 

「人生は楽しんだもん勝ち」がモットーの大学生・浦島エイジ。だが彼は、人には言えない“過酷な運命”を背負っていた。その現実と向き合った時、彼は惨劇に巻き込まれていく―――。

 

 

←巻感想へ 巻感想へ→

 

おすすめサスペンス漫画一覧

コメント

ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

りかるどをフォローする