[ネタバレあり] 主人公の登場コマ数、驚愕の7コマ!「ALL OUT オールアウト 13巻」あらすじと感想

表紙はジンコーのパパとママ、松尾と八王子さんです。

 

夏の大会が遂に開幕し、1回戦を

突破したジンコー、2回戦に突入です。

 

そして部員全員にスポットを当てていく

スタイルのこの漫画、この巻では苗鹿に

スポット!

 

2年ズの中では試合以外でやたら登場が

多くチャラいイメージですがこの巻では

結構自分の立場に悩んでます。そこに

江文がきます。

 

今回も諏訪の時も伊勢の時もそうですが、

2年はなんやかんやで江文を中心に

周ってる感じが面白いですね。江文と

いう問題児が、ほかの部員と違う動き、

言動をすることで周りに色々な

影響を与えています。

 

この巻ではさらにマツさんもまわし

出すので、祇園より主人公し

ちゃってます江文(笑)

 

 

そんなプレー以外での江文無双な

13巻ですが、相手は部活モノでは

よく出てくるヒールプレー中心チーム、

平塚学院。

 

精神攻撃は基本だった相模とはまた

違って、こっちはプレー面でかなり

やってきます。ただこのチーム、

オーソドックスなヒールチームとは

いくつか違う点があって1つ目は、

その中心人物であるキャプテンが

女子人気がすごい点(笑)

 

大抵の場合、ヒールの中心は、

どこのヤンキーだよってくらい

分かりやすい悪役ですが、

平塚のキャプテン東山はイケメンです。

そして毎試合黄色い声援の嵐。

 

2つ目は、そういう雰囲気を、意図的に

作ることで人気をあげて、さらにはじめ

からラフプレー前提でルールを覚え

始めるという、徹底した嫌な相手

やってます。

 

クラスの女子呼び込みルールを

部員に課すという聞いたこと

ないことをしてます。

 

そんな相手に当然、短気だらけの

ジンコーは苦戦、最後にはかなり

ヤバイ事が起きるのでどう乗り

越えるのかが次巻の展開が楽しみ

ですね、

 

それからこの巻では、大会前に

赤山にホンネをぶちまけたマツさんの

葛藤も描かれていて3年を中心の

やり取りがグッときます。大原野の

控えが定着しつつある彼ですが、

個性まみれのジンコーの中で飄々と

して、安心感のあった頃を取り戻し

てまた、3年としての

 

活躍を見せてもらいたいです。

最後に、記事タイトルにもあり

ますが、祇園はほぼ全く出ません(笑)

出てる7コマもほとんど、ただの観客の

1人みたいなところなので、次巻こそは

途中出場で活躍する時がくるのでしょうか。

 

それとも、「クロマティ高校」の神山や

「男子高校生の日常」のタダクニみたいに、

どんどん影が薄くなってしまうのか・・。

 

楽しみです。

 

背が小さいことを気にしている祇園健次(ぎおんけんじ)は神奈川高校(ジンコー)の入学式当日、長身の石清水(いわしみず)と、ひとつの球技に出会う。その球技とは――ラグビー。凸凹コンビが紡ぐ青春楕円物語、ここに開幕!! 男たちの熱いドラマを描く名手・かわぐちかいじも賞賛の本格高校ラグビー漫画!!

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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