[ネタバレあり] 傑作ラグビー漫画完結!エピローグにもドラマが・・「ALL OUT! 17巻(完)」感想

決着!!

ベスト8が遂に決着しました!

 

正直、鎌倉のプレーは最初から

最後まで嫌悪感しかなかったし、

八王子がやられた時も、コーチが

やりすぎだとか、自分とこの選手が

故意に相手壊してるのに比較的冷静に

言ってるのも許せなかったから、

彼らの最後の頑張りは全く感動でき

ませんでした。

 

でもこの試合、神高だけに焦点を

絞れば良い要素がいくつもあって

総合的に見て凄く良かったです。

 

がむしゃらになる大原野とか、

試合後、気田が来ていてそれを

真っ先に見つける赤山とか、

みんなのボールを繋いでこれた

ことを嬉しく感じた祇園とか、

ちゃんと最後も冷静に決める

貴船も。

 

こういうドラマを見ると余計、

現実のラグビー選手が、自分が

決めたトライを自分だけの手柄

として話すことが決して無い

ことがよく理解出来ます。

綺麗事とかではなく、本気で

そう思ってるんだろうなと。

 

 

エピローグ

結局相模?に負けてベスト4で

終わってしまって、作品としては

嶺蔭とは一度も対戦することなく

完結になりました。

残波との戦いとかは見たかった

からここが1番残念ですね。

 

それにしても吉備のキャプテンは

ともかく江文の副キャプは衝撃です。

でもタイプ違って意外と良い組合せ

なのかもしれないです。

 

それから最後の最後に、どうやら

大原野の弟が入部してきたみたいで

そこの追加エピローグ2ページは

良かったですね。

家業に勤しむ松尾の姿も良かった。

 

もう少し先も見たかったので心残りは

多いですが、またいつの日にか簡単な

後日談でも見ることができればいいな

と思います。

 

この作品ほど面白かったラグビー漫画も

なかったですし、一人ひとりのドラマは

素晴らしい完成度でした。

雨瀬先生の作品はどれも傑作ばかり

なので、今後も読み続けていこうと

思います。

 

 

背が小さいことを気にしている祇園健次(ぎおんけんじ)は神奈川高校(ジンコー)の入学式当日、長身の石清水(いわしみず)と、ひとつの球技に出会う。その球技とは――ラグビー。凸凹コンビが紡ぐ青春楕円物語、ここに開幕!! 男たちの熱いドラマを描く名手・かわぐちかいじも賞賛の本格高校ラグビー漫画!!

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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