[おすすめドラ] F先生の情熱が凄い ドラえもん名エピソード その6「ネッシーがくる」

今回は6巻の中から取り上げていこうと

思います。

ドラえもんは度々恐竜や宇宙人、雪男など

のいわゆるUMA(未確認動物)

取り扱ったエピソードが多数存在します。

その中でも結構異色なのがこの話です。

 

 

扉絵を見ての通り、この回は

貴重なドラミちゃん回なのですが、

まだ出始めだから、ドラミちゃんの

説明が欄外にあるのが新鮮ですね。

 

ドラミちゃんが出てくる話の多くは

スピンオフ漫画である

 

 

ドラミちゃん(そのまんま)を、

登場人物をのび太やジャイアンに

描き替えてドラえもんに収録したもの

なので、何の説明もなく普通にのび太の

家にいるってパターンが多いです。

だからこそのドラえもん側のみの読者

用の説明なんですね。

 

それから注目すべきはキャラクターとは

対照的に描き込みの凄いネッシー!

のび太の恐竜や創世日記なんかもそうですが

F先生は恐竜が大好きな方なので、いつも

力の入れようが半端ないのです。

 

 

ようやく本編に入りますが、まず冒頭。

 

 

2人が何かを作っています。

のび太の方は「勉強」には見えない

のは置いておくとして、2人が何を

しているかというと、

 

 

1コマで説明してくれました。

 

ネッシーが実在するかしないか、

に関しての討論会のために資料作成を

していたようです。

 

ちなみにズル木というのは、

パッと見スネ夫の親戚みたいな顔した

同級生で、もともとはスピンオフに

しか登場しないキャラです。前述した

通り、ほとんどのキャラはドラえもんの

キャラに置き換わっているんですが、

何故かこの男だけ置き換わらなかった

ために、ドラミちゃんが出る回には

スネ夫は影も形もなく、しれっと彼の

ポジションにズル木がハマっていると

いう恐ろしい現象が起きているのです。

 

 

話は戻って、準備を十分にしたのび太は

討論にのぞむのですが・・・

 

↑左がズル木

 

 

 

めっちゃ本格的!

ドラえもんなのに、実際の事例を

取り上げているし、それだけでなく

まさかの本物の写真も!

 

しかもページ下にちゃんと、その後

トリックだと判明したという注釈まで

入る徹底ぶり。

 

F先生のこの分野に対しての熱意が

伝わってきますね。

図書館なんかに置いてある学習本と

遜色ないクォリティーのエピソード

です。

 

のび太の熱弁には勿論論客たちも

 

この反応です。左の奴に若干

イラッとしますが。

 

しかしズル木も黙っていません。

 

 

こちらもかなり本格的。ズル木は

これ以外にも出木杉くんレベルの

知性と論理性あふれる反論で

畳み掛け続け、最終的に

論客は・・・

 

 

・・・

 

 

なんだこいつ

 

そんなことで、小学生向けとは

思えないほどガチなディベートは

ズル木に軍配が上がりますが、

このあと、ドラミちゃんがネス湖へ

行ったために意外な結末を向かえます。

 

ドラえもんはこの話以外にも、実際の

事例をあげて神隠しにあった話や

人がありえない距離を瞬間移動した

ような話の引用をすることが、主に

大長編ですがあったりします。

先生自身がそういう分野に興味がある

ということがよく分かる事例ですが、

そういう意味でもドラえもんって

ギャグとしてだけでなく、SFとしても

本当に面白い作品です。

 

6巻はギャグ全振りじゃないエピソード

が多くて、語り継がれる伝説の

 

 

「さようなら、ドラえもん」だけでなく

未来しずちゃんと初めて対面する話や、

数年前に、台風が台風を打ち消した時に

少し話題になった「台風のフー子」や

ドラえもんファンの間ではお馴染みですが、

意外と知られてない「赤いくつの女の子」

など、あったかいエピソードが多いです。

 

そういう意味では泣ドラ好きな人にとっては

ピッタリの巻かもしれません。

あとちなみに、今回のドラミちゃん回、

のび太たちに置き換わる前の元の

バージョンが唯一収録されているのが、

藤子・F・不二雄大全集ドラえもん編の

20巻です。

有名キャラなのに、スピンオフ作品が

大全集シリーズの最終巻にようやく収録

という可哀想な話ですが、ドラえもん版と

ドラミちゃん版の両方が読めるという、

ファン以外には、同じ話が2回続くという

カオスな高待遇です。

 

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