下平無双再び
前回輝いていた大船と松方は今回は
大人しめでした。
その分主人公下平が躍動。同じく前回
活躍した、相手のレシーバー嶋を翻弄
していきました。
パワーがないところを1つの弱点とされた
下平はそれを補って余りすぎる多彩な
サーブ使いに更に成長。
なかなかおもしろい個性の持ち主で前の
感想にも書きましたが、今回彼は見事に
やられ役。
しかし下平無双がずっと続くわけもなく、
あの男とともに、この試合が始まってから
誰もが予想した展開が待っていました。
本気の茶番
アミル王子復活。
はいはい予定調和予定調和
彼の復活で流れはあっさりと
変わり、やっぱり第3セットへ。
しかし、1つ予測と違った点が
ありました。
アミルが本当に怪我をしていて、
それを逆の足と思わせて、実は
痛みこらえて頑張ってプレーしてる
というポイント。
追い込まれてから、全部台本通りで
みんな本気出し始めました
ていう流れ自体は正直予想通りガッカリ
でしたが、アミルが本当に怪我してる
部位を隠して本気で演技してる姿は結構
良かったです。
この漫画は最初ヒールで登場する対戦校も
ちゃんと最後には好感持てる風に締める
ため、この試合の結末は少し楽しみです。
試合展開自体は繰り返しになりますが、
予想通りすぎて退屈でしたけど、アミルが
どうなっていくかという点と、堂本を知る
謎の着物娘の雲雀が、結局どういう存在
なのか、という点が、おそらく次の8巻で
終わるのこの試合のハイライトとして興味が
沸いたので、そういう意味で良いストーリー
でした。
多分アミルが何故ここまで演技に本気になって
いるのかというところの掘り下げもあるはず
です。
その他
鴫澤さんの方が機能していて
まったく仕事してない監督ですが、
おまけマンガではしっかり仕事を
してました。
身体の張り方おかしいけど。
それから羽柴ちゃんの
「開発されちゃう!」という
おもしろセリフまで飛び出して、充実した
オマケ漫画でした。
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