[ネタバレ] 本格的に始動したライミングマン。仲間も!「若杉公徳/ライミングマン 2巻」あらすじと感想

前巻の感想へ

新コンビが誕生

前巻で、ハルキに刺激を受けて覚醒したライミングマンこと踏男。

戦うどころか、最終的に打ち解けましたね。

踏男同様に、変わりたいと考えているハルキは、自分の出るヴァイオリンコンクールに

踏男を招待します。

ここで、あえて大衆の前でラッパーになることを宣言し、ライミングマンに呼びかける

ハルキでしたが、

踏男は、まさかの途中帰宅。

 

ここらへんの、熱い展開をわざとスルーするのは、若杉先生らしくて良いと思いました。

結局なんとかばぁやの助けで、ラッパーを続けることを許されたハルキは、

普通に踏男の家に来ました。行動力の化身・・

ここでのやり取りなんですが、父シャカキングが、ハルキが作ってきたトラックを

聴いて、自分が再びステージに返り咲こうと考えますが、ハルキは踏男狙い。

 

しれっと混ざってくる父に対して

「シャカキンさんいけません!」と、

真面目な理由で粘りづらい断り方をしてくるハルキの

やり取りが、4回らいくり返されるところが凄く面白いです。

この流れ、またやってほしいなと思います。

ちゃっかりしてる父と、クソ真面目なハルキの特徴がよく出てて好きです。

 

 

若杉作品定番の、主人公の無駄アピール

ハルキの誘いに、前向きに検討することにした踏男に、学校でチャンスが訪れます。

大好きな峯岸さんが、高校の学祭のラップバトルに出演することに。

共通の話題が出来た踏男は、直接話しかければいいのに、それをせず

自分もラップが好きなのを、ものっすごい遠回しなアピールを始めます。

消しゴムを落とした峯岸さんに

 

 

んなもん気付くか

 

数学の解答に

 

遠ざかってない? 地味に不正解してるのも、冷静に言ってる先生も面白い

 

で、これ以外にも何個も微妙すぎるアピールをしますが、当然不発。

と思いきや

 

 

まさかの気付いてました。若杉作品のヒロインの察しの良さよ。

そしてチョロい踏男は、峯岸さんに誘われるままに、学園祭のラップバトルへの参加を

決意。正式にハルキと組むことにしました。

峯岸さんとラップバトル!

学祭当日、

色々あって、峯岸さんのグループとラップバトルをすることになった踏男ですが、

当然のように、峯岸さん相手にしどろもどろになりますが、一生懸命にぶつけてくる峯岸さん

に対して、ハルキの時のように覚醒。

圧勝はしますが、汚い下ネタ混じりで泣かしてしまうライミングマン。

正体隠して、普段と全然違う姿で対面する感じは、

まるでクラウザー様みたいです。

 

 

結局デビューは無事に終わりますが、とりあえずでDJをやってもらっていた

友達の山根から、衝撃の一言があって、2巻は終わります。

 感想

大筋の展開自体は割と王道ですが、合間合間に入る小ネタが若杉先生らしくて面白いです。

上でも取り上げた、父とハルキのやり取りもそうですし、勝利宣言して出ていったビガーが

あっさり敗北する流れも、良いアクセントになってると思います。

ここまではMC中心でしたが、次巻ではDJの事も、取り上げていくのでしょうか。

「とんかつDJアゲ太郎」を読んで興味を持った分野でもあるので、楽しみです。

オマケ

 

 

この漫画、父の料理パートの作画にベストを尽くすのは何故なのか

なかなかの飯テロです。

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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