あらすじ
前回、しのぶに殺されかけた禰豆子
でしたが、義勇との
嫌われてる嫌われてない問答の間に、
本部から炭治郎禰豆子を連れてこい
命令が来たため、何とかその場は助かります。
そして連行されるままに、到着したのは
どこかの屋敷。それから炭治郎の前には
しのぶも含めた柱たちの姿が。
ここにはいませんが、他の３人も来てます。
そこでは柱たちに禰豆子の事は信じて
もらえず、勝手に満場一致で殺すことに
決まり、不死川と炭治郎が揉めますが、
お館様、産屋敷が登場。
彼の登場で一行は静まり、平身低頭。
産屋敷は禰豆子の存在を容認しみんなにも
認めてほしいと伝えますが、
まさかの反対多数
ただ、お館様が人望が足りないという感じ
ではなく、信頼の中にも自由に発言出来る
関係が出来ているようです。後に出てくる
十二鬼月とは大違いです。
結局懲りてない不死川が禰豆子を試すも、
禰豆子は彼を襲わず、全員が産屋敷の命を
聞く結果となり、２人はしのぶが預かること
となります。
しのぶの屋敷では、すでに回収されて療養
している善逸と伊之助の姿があり、
ある程度体が回復してからは、機能回復訓練が
始まり、まずはダメージの少なかった炭治郎と
伊之助が始め、後で善逸が合流しますが、
とにかく最初は上手くいかずに失敗の連続。
しのぶの屋敷は女の子しかいないので、
今まで見せたことのない活躍を見せた善逸も、
カナヲには全くかなわず、心が折れてサボり。
炭治郎も心が折れかけますが、全集中の呼吸の
持続というヒントをもらって実践。
途中、鬼を許すことの出来ない人間になり、
その役割を炭治郎に託す一幕もあり、
そこから時間はかかったものの、遂にカナヲに
勝つまでに成長します。
また、善逸と伊之助もしのぶの巧みな話術に
ノセられ奮起。２人も特訓をクリアします。
一方、一箇所に集められた十二鬼月の下弦は、
鬼舞辻による史上最凶のパワハラに遭い、
「無惨様に殺されるの嬉しい」
「人や鬼が苦しんでるの見るの大好き」
とか言ってる頭のおかしいのを残し皆殺し。
ワンマン社長の大幅リストラによって
十二鬼月は七鬼月になってしまい、残った
下弦は炭治郎の始末を命じられました。
感想
遂に柱総登場です。
こういう強者の集団の総登場
シーンってどの漫画でもワクワク
するものですが、初めて読んだ時は
「なんだこいつら？」しか勝たずに
今まで読んできた中で１番感じの悪い
登場シーンになりました。
ですがここは後々、柱達の過去を知ると、
鬼に対してすぐ殺せという方向に傾く
のは当然に頷けます。全員がもれなく
鬼の被害者なのですから。
そんな最悪の登場シーンからの、作中
でも１番特訓らしい特訓パートの
機能回復訓練。ここはギャグと努力の
絶妙なハーモニーがたまりませんね。
３人それぞれが自分の良い部分を出しつつ、
伊之助が心折れてたり、善逸が間違った
才能の使い方をしていたり、鬼滅の刃の
中でもかなり上位に入る好きなパート
かもしれません。キャラが確立されると
こんなにもギャグはハマるのかと思う
ところでもありました。
そして最後に待ってたのは、鬼舞辻の
スーパーブラック企業パワハラタイム。
彼はジャンプ史でも、最も上司にしたくない
ラスボスの１位に輝くかも知れません。
このマウントの取りたがりな部分含めて、
ザ・悪の親玉って感じですね。
彼も多分、人間時代のエピソードが出てきて
評価が変わる人物だと思いますが、
ここまでは理想的な最悪上司を勤め上げて
います。
次回からは作中屈指の名作・無限列車編。
本格的に柱と炭治郎たちの共闘になって
いくので、アニメ化を確実にしたといって
も良い盛り上がりを見せるので、特に
炭治郎たちの成長と柱の生き様に要注目
です。
その他
今回の欄外ページは、
いつにも増して可愛い
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