美男美女ビフォーアフター
今回もまた宮内で事件が起きますが、
それ以上にインパクトのある出来事も。
まず冒頭で、外に出るために猫猫に
平民メイクをお願いした壬氏、
謎に鍛え上げられたスリムマッチョな
上半身を晒します。普通に生活して
たら付かない体なので、やはり相当な
武術の心得があるのか、夜な夜な
1人で筋トレしまくってるのどっちか
だと思います。
いずれにせよ素材があまりにも良すぎ
るので、猫猫は特殊メイクばりに当時
出来る最高の技術を使いますが、それ
でもどう見ても超絶イケメンです。
そして結果的に実家帰りついで的に
付き添うことになった猫猫も、無理
やり"おめかし"する羽目に。
こっちも素材が良すぎるせいで、
とんでもない可愛さに。今回の表紙に
載ってるまんまの姿ですが、逆に平民
には全く見えません。
こうして
貴族→平民、平民→貴族メイクを
した2人でしたが、どっちにしても
美男美女という結末でした。
あとこの2人が花街の方に向かった時、
猫猫が串焼きに食いつくシーンが
反則的に可愛いので眼球に永久保存
版です。
このシーンに限らず今回の猫猫は色々な
顔を見せてくれますが、これを完璧に
描ききっているねこクラゲ先生は凄い
です。特に羅漢のことを聞かれた時の、
壬氏でなくても、聞いたら駄目な領域と
一瞬で分かる表情と雰囲気は今回1番
印象に残ったシーンです。
事件発生
明らかに猫猫の絡んだ色々ときな臭い感じが
宮中でもただよってきましたが、彼女や羅漢
関連の話はいったん置いておいて事件です。
今回も最初は渋々な猫猫ですけど、簡単に
ものに釣られて懐柔されます。しかもモノが
宝石や服などではなく、高級な薬という所は
流石です。薬と毒が絡む時だけ女子力アップ
するという矛盾した生き物、猫猫。
そして例によって凄まじい推理力で次に
どこが狙われるか察した猫猫は、祭事を
中止にするために武官を煽って武官は棍棒を
フルスイング。女の子にするレベルじゃない
一撃を食らった猫猫は鼻血を流しながら更に
足を負傷しながら気絶。いくら牛黄が欲しい
からとは言え、結構ショッキングな展開の
連続のままで6巻が終わりました。
猫猫がこんな目に遭うとは予想外でした。
自分から毒飲んでとかはいつもですが、
ここもねこクラゲ先生の描き方が絶妙。
こういう場面は軽いソフトな表現にしがち
ですが、全力で痛そうですし、顔の右半分の
ダメージ感も凄かったです。
衝撃的なシーンはありましたが、今回も
ストーリーは自然に事件へと入っていったし
メインの猫猫や壬氏に関しての掘り下げ
要素も見えましたし、申し分なしな内容
でした。
事件の行方
明らかに怪しいのは翠苓ですが、あからさま
すぎるため、違うか正当な真意がある気が
します。多分悪い人間では無いようですし。
助けられた場にいたのが壬氏だったという
また別の謎もありますが、猫猫がすぐに
推理に動き回れそうもないので、7巻が
どういう展開をしていくか楽しみです。
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