どうもこんにちは。お父さんがギャグスターになっちゃいそうなマイホームヒーロー2巻、
あらすじと感想はじめていきます。
この巻の主な登場人物
鳥栖 哲雄 趣味でミステリー小説を書いてる一般的なサラリーマンだが
１巻で娘を助けるため思いがけずDQN彼氏・延人を殺害。妻とともに完全犯罪を目指す。
恭一 半グレ組織の構成員。哲雄に殺害されたDQN延人の父が組織の幹部で、
その行方探しを命じられる。結構なキレもので、唯一鳥栖夫妻を疑っている。
この巻の途中まではいかにも半グレな格好をしているが、正装したら別人なイケメンに。
鳥栖 零花 DQNにDV受けてた。この巻唯一の 癒やし
これまでで最大のピンチ！
何とか順調に、DQN彼氏の死体の処理を進められた哲雄たちですが、
前巻からかなり疑っていた恭一とその仲間たちに夫婦共に捕まってしまいます。
しかも哲雄の方は、ウシジマくんとか外道の歌でよく見た、完全拘束地獄まっしぐらな
状態。当然拷問に近い尋問を受けます。
ここで潔白を証明するため、事前に用意していた「嘘の設定」を恭一たちに話し、同時に家で
拘束されていた妻にも事前に共有していたため、恭一以外のメンバーはシロと判断します。
それでも罪をなすりつけて死んでもらうなど、上からの処分を恐れ解決したい恭一に対し、
哲雄が起死回生の提案
「僕と組みませんか？」
自分が犯人なのに、一緒にその犯人を探すという、つまり別の答えをでっちあげる
という、また新たな課題が生まれてしまいました。
まさかの共闘、泥沼へ
共闘することで、何とか一命を取り留めた哲雄は、組むことにしたことは妻には話さず、
一人でさらに深みにハマっていきます。
恭一と共に行動するようになった哲雄は、延人の足跡を追って付き合っていた女性の
いるクラブへ。
そこで、哲雄は恭一にバレずに、別の答えの好材料をゲット。
したのも束の間。店の馴染みの恭一がいるのにぼったくりに合い、
更なる犯罪に手を染めるか、組に金を借りるか、カウカウファイナンスに借りるか
を迫られ、前者を選択し、暴力団の取引に乱入して鞄を奪えという無茶苦茶な指令を
受けます。
当然うまくいかずに、乗っていた車から脱出し、何とか脱出して恭一の組織の幹部の
窪に遭遇して終了。
まとめ
２巻も大きく動きましたね。
何とか死体の件を隠しながら、恭一たちの追求・調査を回避したり、警察の疑いとも
戦っていく展開になるかと思いきや、行動を共にすることに。
これで結構先の展開が読めなくなりました。
もういっそどっかの警察官みたいに、組に属して若頭と兄弟の盃交わして
世界各国飛び回ったらいいんじゃないかとも思いますが、
恭一と仲良くなりそうな雰囲気もあったので本当に、構図は変わっていきそうです。
口裏合わせを完璧にこなした上に、相手のまとまりのなさを見るや時間稼ぎまで独断で
やった、２巻の影のMVPだった奥さんは、明らかに共闘後
の哲雄の動きの変化に気づいていそうでしたね。
次巻予告では、延人の父と座って会話してるし、本当に組織の内部に入ってしまう
かもしれないですね。そうなったらいよいよ平穏な日々には戻れない距離に
なりそうですが、次巻の展開を待ちたいです。
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