[おすすめ漫画] 回復役が軽視される世界で、ヒーラー主人公が概念を変える!「ライブダンジョン! / 原:dy冷凍、画:ことりりょう」感想と紹介

ライブダンジョンは、異世界モノで

お馴染み、「小説家になろう」サイトで連載の

異世界転生モノ作品です。

作者である、dy冷凍先生は、過去にも

なろうサイトでいくつか投稿をしてきていますが、

本格的なヒットは今作からのようです。

 

作画のことりりょう先生は、本格的に連載作画が

初で、本作はWEB連載中です。

 

 登場人物

 

ツトム・・・本作の主人公。MMORPG

「ライブダンジョン!」のヘビーユーザー。

サービス終了が決まって人がほとんどいなく

なっても、PC5台を駆使し1人で5垢作って

5人パーティーを組んで裏ダンジョン攻略する

という

正気とは思えない

プレースタイルも辞さない廃人。

 

 

その分、このゲームに関しての知識は

抜群だが、ヒーラー軽視の世界で

悪戦苦闘する。パーティーでは

後方回復役を担当。

 

ガルム・・・ギルドの職員。職員なのに

主人公パーティーに加わるという

前代未聞なサラリーマン。一応期限付き

だが人材が潤沢なのかもしれない。

パーティーではタンクを担当。

礼儀正しく、ハブられる主人公に

手を差し伸べるという、この作品で

一番できた人間。

 

エイミー・・・ギルドの鑑定士。

鑑定士なのに戦闘狂で担当はアタッカー。

ファンタジーものには割と付き物な、

奔放な獣人娘。ガルム同様、

ツトムのために、ギルドから出奔中。

 

 目標は「ヒーラーの地位向上」

冒頭でも書きましたが、この作品は

異世界転生ものです。

ただし、一般的な転生理由である

事故死や過労死などとは違い、

自分がやりこんでいたゲーム

吸い込まれるという形。

 

そのため、ゲームの正しい攻略の仕方、

進め方を知った状態です。

しかし逆に、主人公にはありがちな

チートスキルも一切なし。

そしてゲーム内は間違った常識が

通っており、回復役は使い捨て、

パーティーのアタッカーが

死んだ時にだけ戦闘に加わるという扱い。

これでは、ただの歩く世界樹の葉です。

 

 

更に、この世界はゲーム世界なので、

死んでも生き返る設定です。

この戦い方では、どんどん死人が出て

しまうという主人公の問いには

 

「生き返るから問題ないじゃん?」

 

と返ってくる始末。

 

正しくゲーム脳ですね。

 

とにかく、同じゲームでも、主人公が

攻略してきたのとは違う状態に

困惑しつつ、しかも自身の職業がその

扱いの悪い回復役(白魔道士)なので、

知識は十分あるのに、立場はマイナス

からのスタートという歯がゆい状態。

 

 

これを一歩ずつ一歩ずつ、理解者を増やし、

正しい進め方で攻略をしていく作品。

 

いきなり主人公が最強系の作品が

苦手な人も、ゲームの基本的な

パーティー編成や戦略の話から

入っていくので世界観よりも

戦闘システムを重視していく人、

 

 

プレーヤーとして、MMORPGが

好きな人も楽しめそうです。

 

 感想

飽和状態の異世界転生モノの中で、

主人公がヒーラーということ自体

珍しいですが、戦闘の間違った

常識を変えることが目標になってる

のがまず面白いです。

 

最終目的自体は、元の世界に戻る

ということになっていますが、

アプローチの仕方がほかの異世界

モノと違うので、今後の展開が

読めないところも期待感になってます。

そもそもパーティーの2人がレンタル

状態なので、今後ヒーラーの地位が

上がれば、編成は変わっていくのかも

見ものです。

 

今の所、冒険者側の登場人物は非常に

少なく、今後どう増えていくのか、

少し変化は見える現パーティーの2人も、

どう変わっていくか楽しみな作品です。

 

“神からの誘い”により、MMORPG『ライブダンジョン!』に似た世界にやって来たゲーマー・努。レアアイテムの売却で得た大金と、ヒーラーとして培った高度な知識と経験で、巨大ダンジョン制覇に挑む――!

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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