[ネタバレあり] 驚きの新展開!賛否あるけど間違いなく正解だと思う理由「ハイキュー!! 42巻」感想

準々決勝終了

それぞれが死力を尽くした

準々決勝は、烏野の敗北に

終わりました。

敢えて励ましの言葉をかけず

タブレットを貸した研磨や、

思い出どうこうよりも勝利

のために山口への交代を進言

する菅原、自分の足よりも

ブロックの指示に熱くなる

月島と、この短いブロックに

名場面はいくつもありました。

 

武田先生の

負けは今の力の認識で

あっても弱さの証明ではない

は響きました。

 

結局意外とあっさりと烏野の

全国は終わり、3年生ズも

卒業していきました。

めっちゃ泣いてる縁下と

めっちゃ良い顔してる潔子さんが

印象的。

 

 

ブラジルへ!

ここで2年編に突入するかと

思いきや、舞台は一気に数年後、

1年生たちは大学3年の年齢に。

すっかり大人な女性になった

谷地さんから、その後の展開が

語られますが、ここは情報量が

多すぎました。

 

まず語られなかった空白の

高校編。

 

2年の代で全国行けてないの

悔しいですね。新1年や成田

ではエースの穴は埋められ

なかったのでしょうか。と

いっても、青葉城西や白鳥沢

よりも上位に来てるから十分な

実績かもしれません。

結局それ以降は全部全国行って

ますし。

準決勝までいったのは後輩にも

優秀なのが沢山入ったんだろう

なぁとか妄想したりします。

 

そしてその後影山はエリート

コースまっしぐらでリオ五輪

にも10代で出場。

日向はまさかのブラジルへ。

個人的にはここで故郷が出て

来たのは普通に嬉しかった

ですが、ブラジルはバレーの

超強豪だから留学かと思いきや

やるのはビーチバレーという

更に意外な選択。もちろん

ビーチバレーも超大国ですけど、

ここで1年合宿の2VS2が伏線に

なるとは。

でもあくまで経験を積むためで、

弱虫ペダルみたいにメイン競技が

変わるわけではないようです。

影山と再会を約束してますしね。

 

しかし意外意外の次は及川と

ブラジルで再会という予想外すぎる

展開。これは全く予想出来ません

でした。また次の登場が楽しみに

なりました。

 

高校3年間で結局代表にはかから

なかったっぽい日向、あえてその

時代は細かく描かれませんでした。

 

高校時代を終わらせたのには

賛否両論あったと思いますが、

個人的には大正解だったと思います。

 

高校バレーはハイキュー作品内では

全部描き尽くされたと思います。

相手校にまで渡る選手1人ひとりの

ドラマ、試合展開。

これで無理やり高校編を継続したら

間違いなく今までなかった対戦組合せ

で戦わせてみたり、よりキャラを強調

したエピソードを増やしてみたりの

キャラもの作品になっていったと

思います。

でもあくまでハイキューは青春スポーツ

ものではなく、人間ドラマだと少なく

とも私は解釈しているので、今度は

たどり着けなかった境地へ、影山の

いる舞台へ這い上がっていくドラマが

描かれていくと期待しています。

 

古舘先生は今章を終章と銘打ってる

ようなので、そんなに長くプロ編は

描かれないと思いますが、日向が

どこまで登り詰めるのか、非常に

楽しみです。

 

 

その他

ブラジル編では、ポルトガル語も

併記されて会話が展開されていき

ますが、結構スペルミスや若干の

意訳すぎるシーンもあったので、

ちょっとおもしろかったです。

 

 

geladinhaって普通は冷たいもの

とかって意味だから、ビールって

訳してるのは絶対現地人の意訳

なんですけど、スペルミスとか

結構あるから、日本語を投げて

それを手書きで訳したものを

受け取って、読み間違ったのか

なと予測します(笑)

リオ訛りとか最近の新語だったら

すみません。

 

そのうち何かの形で先生の

リオ滞在のルポを描かれる

そうなので、その時に分かるはず

と、こちらも期待しておきます。

 

 

おれは飛べる!! バレーボールに魅せられ、中学最初で最後の公式戦に臨んだ日向翔陽。だが、「コート上の王様」と異名を取る天才選手・影山に惨敗してしまう。リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩く日向だが!?

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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