伊黒の過去
最終巻の前巻！今回でクライマックスに
向けて全てまとめていく回かと思いきや
伊黒大活躍回！
そういえば確かに柱で彼だけが掘り下げが
ない人物でした。
この大終盤でもちゃんと彼の回想もやる
ところが鬼滅の良いところです。
前回の感想でも書きましたが、この局面を
鬼殺隊VS無惨という総力戦で描いていて
炭治郎VS鬼舞辻だけの物語にならないの
改めて素晴らしいです。
そして伊黒の過去ですが、
重い上に特殊
重いのは全員共通ですが、鬼に身内を
殺されるパターンの多い鬼殺隊にあって
そもそも身内が鬼
という環境で結構絶望的なのに、
ずっと脱出を諦めずにいたところは、
これまでの柱たちと比較しても、
かなりの精神力を持っていると思います。
加えてただ１人、リアルタイムで純粋な
恋をしているというところも、彼のキャラ
としての深さを感じます。
善逸の恋は彼の性質があれなので除外・・(笑)
誰にでも優しい誰でも大好きな柱DD、
甘露寺なのでこの戦いを無事勝ち抜いても
苦戦しそうですが、ここの行方は興味が
あります。
戦いは終盤へ
そんな井黒が、透明化して合流していた
善逸たち含め全員がやられて気絶していく中、
目を覚ました炭治郎と共に大活躍
これは予想外でしたね。主人公・炭治郎が
満を持して戦闘に復帰するのは当然ですが、
それと２人で無惨を追い詰めていくのが
伊黒とは・・！
これまでの不遇を全まくりする輝きです。
結局今回倒れること無く、無惨は珠代と
しのぶの最凶猛毒タッグが更に追い込んで
いくという熱い展開で最終巻へと繋げました。
終盤に禰豆子が完全に人間に戻る描写が
ありましたが、これが何を意味するのかが
気になるところですね。
戦闘中なのか後なのか、戦場には合流する
とは思いますが、戦闘要員だった彼女が
どういう立ち位置になるのか気になります。
そして当然このままずっと鬼殺隊側が
有利に進んでいくはずは無いので、無惨が
どう立ち回るのかも気になります。
炭治郎は勿論ですが、ほかの鬼殺隊たちの
ゴールも含めて、この物語が２３巻でどう
完結するか、非常に楽しみです。
その他
今回も登場した回想で、縁壱と炭吉が
登場してますが、これを見るに炭吉は
じっくり観察しただけで日の呼吸（ヒノ
カミ神楽）を会得してるように見えますが、
凄すぎないですか？
黒死牟が全力で取り組んでも全く
身に付けられなかった呼吸を。
煉獄パパが嫉妬した最強の呼吸を。
ここらへん実は秘密があるのか、
それともやっぱり炭吉と竈門家が
尋常じゃない才能を秘めていたのか、
この答えも最終巻で出るはずです。
コメント