[雑記] 初めて大会通して見るラグビーを見てサカヲタが感じたこと

今日、ラグビー日本代表が史上初の

決勝トーナメント行きを決めました。

 

自分は前回大会の南アフリカ戦で初めて

ちゃんと見て、今回ガッツリ見た完全な

にわかですが、漫画のALLOUTを読んで

いたことと、中継の仕方など含めて

分かりやすかったため、この期間でだいぶ

ラグビーに対しての理解は深めることが

出来たと思います。

 

基本的にスポーツは全般的に好きですが、

サッカーがダントツで一番なので、その

視点で見てしまいますが、

ラグビーという競技に関して、

前回大会以前は、正直昭和のスポーツと

いうイメージで、こち亀に出てきたり、

その時代の漫画にはプロレスや野球に

次いでよく登場する球技という感じで

した。

 

でも実際にちゃんと見てみた印象は大きく

違っていて、特にプレー内容が昭和のものと

は全く別物でした。

youtubeとかで見るラグビーの試合って、

物凄くディフェンスゆるゆるで、今より

スピード寄りの展開をしているため、体つき

もサッカー選手を少しだけマッチョにした

感じだったのが、現代ではもうゴリゴリの

筋肉のかたまりになっていて、接触プレーが

当たり前になっています。

 

過去との違いだけでなく、サッカーと比較

した時に強く感じたのが、合理化の権化

のようなスポーツだなという印象です。

サッカーって曖昧な部分が多いせいで、

その部分を逆手にとって露骨な時間稼ぎや

審判を欺くプレーが多い場面がありますが、

ラグビーはプレーが止まれば基本的には

時計もストップするし、何よりファールに

厳しい。ファールに厳しいというより、

ファールに対してのリスクが厳しいという

印象です。サッカーのように得点を決められる

エリアが一箇所に限定されてないので、

サッカー以上に止まったプレーが重要になるため、

ファールが命取りになりやすいです。しかも

ファールの中身もかなーり細かくて、今回は

中継映像にファールの理由が説明されて非常に

分かりやすい親切設計ではあったものの、

ファールの内容を聞いても、何故このプレーが

そのファールに該当したか全く理解が出来ない

ものもありました。

だから正直窮屈さは感じたものの、厳正なため

審判のジャッジが極端だったりしないのは良いな

と思いました。

 

あと前回の南アフリカから、ラグビーは番狂わせが

起こりにくいという話を聞いていましたが、たしかに

今のルールと傾向だと強者がそのまま弱者を蹂躙する

感じにはなっているなとも感じます。

だから今回のように日本が実力をつけて拮抗した勝負が

出来てる時は見ていて面白いですが、

差がありすぎる試合はサッカー以上に弱者側がノーチャンス

なので、そっちを応援している人からすると、ずーっと

80分間苦しい感じはするんじゃないかなとは思いました。

 

そこらへんがラグビー新興国の台頭が少なく、今大会の

決勝トーナメントを顔ぶれを見ても、上位はほとんど

発祥国のイギリス連邦か元イギリスで占められてる理由なのかな

とも感じました。

 

そういう意味で代表ルールをフルに活用して急にここ5年で

飛び出してきた日本は強豪からは大きな驚きでしょうし、

良い刺激になるんじゃないかと思います。

今後日本が強さをキープしていけば、ほかのアジア国なども

上がってくる可能性はありますし、ラグビーにおいて非常に

大きなキーカントリー?になった日本のW杯終わっても今後の

活躍に期待したいです。

もちろん決勝トーナメントの南アフリカ戦も楽しみです。

 

 

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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