[おすすめ漫画] 未勝利の進学校を全国一に!3つのおすすめポイント「原:渡辺ツルヤ 画:西崎泰正 / 神様のバレー 」作品紹介と感想

作品・作者に関して

タイトル:神様のバレー

掲載雑誌:週刊漫画TIMES (2012- )

作者:原作:渡辺ツルヤ  画:西崎泰正

代表作→ハルカの陶(2011-2012)

あらすじ

アナリスト…それは、相手チームを分析し、ベンチ外から監督に作戦を指示する“チームの黒幕”。阿月総一は実業団バレーボールチーム<日村化成ガンマンズ>のアナリスト。とあることを条件に、全日本男子バレーボール監督の座を約束される。それは、万年地区予選1回戦敗退の私立中学校男子バレー部に全国制覇させることだった!

渡辺先生は、本作が初の原作です。

西崎先生は本作と同じく数々の作品の

作画の担当されています。

 

神様のバレーはすでに2020年現在で

連載9年目を迎えるほど長期連載と

なっている作品で、ハイキュー!!

ハリガネサービスと並ぶバレーボール

題材のヒット作品です。

2作品と違う点は、本作が中学バレーを

題材にしている点と、選手が主人公で

ない点です。

 

おすすめポイント

・優秀だが性格が・・
・進学校を強豪校に!
・進学校ならではの頭脳バレー

 

優秀だが性格が・・

 

日本代表の監督を目指す阿月総一が、

1つの中学校を全国一にするという

条件付きで代表就任を約束された

ため、全国一の部に強化して全国一を

目指していく物語です。

阿月はアナリストとして、すでに

社会人リーグでも結果を出している

優秀な男です。

ただこの男、性格悪いです。

それも尋常じゃなく。

 

 

味方まで含めて全てを自分の思い

通りに利用して、全てを思うがままに

操ろうとする姿は正に神様です。

 

 

 

 

進学校を強豪校に!

 

そんな優秀な王様が担当する

ことになったのは、なんと

進学校。しかも創部以来未だ

勝利数0。

監督は、元代表選手と好条件

かと思いきや

 

ただの精神論者。

と、かなり厳しい条件です。

これをバレーボールの強豪に

育て上げていく育成の物語でも

あります。

 

 

進学校ならではの頭脳バレー

 

しかしそんな進学校という

スポーツを得意とする子達が

集まってきてないという

マイナス要素を逆に利用して

阿月はどんどん勝つための理論を

叩き込んでいきます。

そして勉強が得意な彼らだからこそ

覚えていける方法でこの弱小チームを

鍛え上げていくのです。

 

 

1巻感想・まとめ

新しいタイプのスポーツ漫画です。

指導者が主役の作品はいくつも

ありますが、基本的にはどれも

監督も選手たちと一緒に喜び、怒り、

感情を共有していくのですが、

阿月は違います。

 

彼は常に1歩引いた位置で生徒達を

管理し、メンタル面まで計画的に

コントロールしていきます。

 

こう聞くと凄く駄目な指導者に

聞こえますが、何せ優秀なので

結果上手くいくのです。

だから生徒たちも着実に前進

していくし、反則をしろとか

不正行為をさせるわけではなく

あくまで打算的なので、むしろ

対戦相手が翻弄される様は、

見ていて楽しいです。

 

それから元アナリストがコーチ

だけあって、バレーボールに

関しての分析や戦術は、中学

バレーを題材にしてるとは思えない

くらい高度です。

 

これも前述したバレー漫画2作には

ない要素なので、より高度な戦術を

読みたい、バレーに限らず駆け引きと

戦略を楽しみたい、ドSなのでスカッと

したい人にはおすすめな1作です。

 

アナリスト…それは、相手チームを分析し、ベンチ外から監督に作戦を指示する“チームの黒幕”。阿月総一は実業団バレーボールチーム<日村化成ガンマンズ>のアナリスト。とあることを条件に、全日本男子バレーボール監督の座を約束される。それは、万年地区予選1回戦敗退の私立中学校男子バレー部に全国制覇させることだった!

 

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りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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