ポイントは戦術とポジション!
2020年代に入り、現実のサッカーは
日々進化を続けています。
その中でサッカー漫画も、ただ同じことを
繰り返しているのではなく、新しい段階へ
と次々と突入しております。
その中でポイントになってるのが、
主人公のポジションと戦術
これまでのサッカー漫画はほとんど、FWか
中盤の選手で、戦術面はあまり深堀りせずに
どっちかと言えば気持ちや想いなどにだけ
視線が向けられるものが多かったです。
ところが近年の傾向では、その部分が改革
され、現実同様にどのポジションも重要視し
戦術も現実でプロの現場で実践されてるものが
取り入れられるようになりました。
今回はそういった時代に合わせた進化を遂げて
いる作品を取り上げてみました。
目次
アオアシ
アオアシは、先程あげた戦術とポジション
両方が進化した作品です。
舞台がサッカー漫画では珍しい、
Jリーグクラブのユースサッカーの世界で、
5ラインサッカーや、偽サイドバックなど
次々と現代戦術が飛び出します。
主人公である蒼井葦人は、作品途中から
サイドバックとして輝き始めます。
現代戦術を取り入れながらも、小難しい
戦術論だけに偏らず、成長ドラマとしても
熱い作品となっているのが人気の理由です。
Mr.CB
タイトルの通り、センターバック
つまりディフェンダーが主人公の
作品です。
背の高さ等ではなく、体幹の強さや
空中戦での落下点の見極めの力など
より現代のCBに必要な能力に焦点が
当たっています。
原作はGIANTKILLINGを立ち上げた
網本先生なので、サポーターと絡んだり
クラブ全体を巻き込んだドラマが
展開されるので、ジャイキリファンも
楽しめる作品です。
蒼のアインツ
こちらはゴールキーパーです。
話の途中でいきなりGKの本場とも
言える、現代も層の厚いドイツに
移籍を果たすので、そこでGKに
必要な技術を学びながら、W杯の
代表を目指していきます。
泣けるサッカー漫画の代表作
1/11の中村先生なので、人間ドラマも
面白いです。
TIEMPO
こちらは戦術の作品です。
主人公瀬戸柚樹の入る高校は、
ポジショナルプレーを信条と
しており、これは2020年現在も
Jリーグで札幌や優勝した横浜も
導入している戦術なので、現実の
サッカーを見るにあたっても、
凄く参考になる作品です。
主人公の性格やサッカーが上手く
なる過程が、スポーツ漫画として
完全にぶっ飛んでいるので、
本格的な戦術理論だけでなく、
主人公とその周りの人間関係も
非常に面白いです。
ブルーロック
こちらは異色作として入れました。
あまり他のジャンルと組み合わさる
ことのないサッカーを、デスゲームと
組み合わせた作品です。
本当に死ぬわけではありませんが、
時には協力したり時には蹴落としたり
代表のFWの座を勝ち取るために、
色々なゲーム課題をクリアしていく
本作は、異色の組み合わせながら
良い部分がミックスされていると
思います。
サッカー漫画とは違って、登場
キャラ全員がFWで、個性や我が
非常に強いので、敵味方問わずに
魅力的なキャラが多いのも
特徴です。
まとめ
以上のように、サッカー漫画は
ここ最近で大きな広がりを見せました。
今後もこうした新しいタイプの
サッカー漫画は増えていくものと
思います。
漫画というサッカーの入り口にも
なりやすいコンテンツで、それが現代の
戦術やポジションの重要性にも対応
していくのは素晴らしいことだと思います。
自分も色々なサッカー漫画を通して、
クラブが普段どういう仕事をしているか、
クラブユースがどういう運営をされて
いるのか等、普段サッカーを観てるだけ
では知り得なかった情報を得てより
サッカーを好きになることが出来ている
ので、今後も新しいサッカー漫画を
歓迎していきたいです。
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